ヤンマーキャステクノ(株)松江事業部が第4工場竣工式を開催

2021年06月23日
ヤンマーキャステクノ株式会社

6月10日、ヤンマー大形エンジンの主要鋳造部品を製造するヤンマーキャステクノ(株)松江事業部(YCAT松江)で第4工場の竣工式が執り行われました。
同工場は、ヤンマーパワーテクノロジー尼崎工場(YPT尼崎)の鋳造部品加工をYCAT松江に移管し、生産の効率化・技術ノウハウの集約をはかるとともに、新たな市場拡大を目的とした生産工程の再編成として新設されました。

<第4工場・外観>
<松江事業部・全景>
<竣工式の様子>
<テープカット>

式典にはヤンマーパワーテクノロジー(株)田尾社長並びに廣瀬特機事業部部長、設計・施工いただいた鹿島建設(株)代表者をお迎えし、YCATは金井社長をはじめ部門長らが出席。金屋子神社の宮司様による神事を厳かに執り行い、第4工場の安全操業を全員で祈願しました

<第4工場・内観>
<第4工場・№3ゲート>

建物は、全長180ⅿ、全幅32ⅿ、高さ15ⅿの平屋一部2階建で、シリンダーブロックを全加工する専用工場として、約1年の工期を経て完成に至りました。

工場は、中央にメイン通路が設けられ、その左右に設備を配置。スムーズな物流とともに、各設備に合わせた基礎にすることで可能な限り高低差を低減するなど、作業動線のミニマム化に配慮して設計されています。
第4工場では新規導入設備の立ち上げが進められていますが、2023年12月を目途にYPT尼崎工場の設備、YCAT松江の設備移管を完了し、本格的に稼働する予定です。

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