お客様事例紹介

自分が間伐した山が10年、20年と経過し、山が持つ能力を発揮し、想像したように素晴らしい山林に育っていくことに仕事の喜びを感じ、山を若返らせることがモチベーション、と濱野さんは話す。
「樹齢40~50年を超えた高齢木は二酸化炭素を吸収する能力が低下するので、戦後復興で植林した木が伐期を迎えているが、伐採と植林が間に合っていない」と、日本林業の現状に憂いを見せながらも、環境に対する話は続いた。北極の氷山が崩れる映像を見ながら「孫の世代は地球が住める環境なんだろうか」「地球温暖化を少しでも緩和したい」と、地球環境を心配する一面とともに、これからも山を育て続けていきたいという思いを語ってくれた。