ヤンマーアグリジャパン北海道支社 – 製品紹介
ロークロップヘッダ CRC322D,BRC

短稈や倒伏の大豆・小豆の刈取りで活躍する汎用コンバインYH400用のオプションです。
一定の高さで刈取るから、汚粒の発生を防止
大豆や小豆は通常リールヘッダで刈取りしますが、短稈や倒伏では低刈りせざるをえなくなり、土をすくって汚粒が発生しやすくなります。
ロークロップヘッダは、条ごとに一定の高さで引起し、刈取り、搬送しますので、土のすくい込みが防止できます。

倒伏時でも確実な引起し
2段の搬送チェンにより、確実に稈をつかんでプラットフォームに供給。プラットフォームは、土の侵入を防ぎハネ出しが少ない全高形状です。
また、各ユニットがそれぞれ独立しているため、うね高さのバラツキや機体傾斜の影響が少なく作業がでます。

ほ場の条件
ロークロップヘッダで刈取作業をする場合は、条間が揃っていることが大切です。
CRC320D,BRCを使うときは、2条体系で栽培してください。
栽培条数
CRC322D,BRC(YH400用):2条刈り
条間とうね高さ
- 条間:660~690mm
- 株間:140~180mm
- うね高さ:150mm以下

刈取りできる作物の条件
草丈
刈取適応長さ:500~1000mm

倒伏角度
刈取可能な倒伏角:
追い刈り・・・倒伏角30°まで
向い刈り・・・倒伏角45°まで
- ※倒伏角は、作物の倒れた角度です。

水分
雨中や、雨上がり直後、朝つゆ・夜つゆのあるときは作業しないでください。
- 子実水分:10~18%(13~15%が望ましい)
- 茎稈水分:60%以下(40%以下が望ましい)
YH400への装着方法
YH400(標準仕様:リールヘッダあり)は、リールヘッダをロークロップヘッダに付替えることができません。
ロークロップヘッダを装着する場合は、下記の2通りの方法があります。
1. YH400(リールヘッダなし仕様)(YH400-GQERN,PFD)に装着する。
2. YH400(標準仕様)のリールヘッダを特別仕様※1に交換し, ロークロップヘッダを装着する。
- ※1リールヘッダRC400,ABRCなら、リールヘッダを付けたまま、ロークロップヘッダを装着できます。

主要諸元
販売型式名 | CRC322D,BRC | |
---|---|---|
装着本機型式 | YH400 | |
機体寸法 | 全長(mm) | 5490(本機G,Q,E※1 装着時) |
全幅(mm) | 2170 | |
全高(mm) | 2750 | |
機体質量(重量)(kg) | 400 | |
刈取条数(条) | 2 | |
条間調節範囲(mm) | 660~690 | |
刈高さ調節方式 | ゲージホイル | |
適用作物 | 大豆・小豆 |
- ※1G:グレンタンク Q:キャビン E:ベルトコンベア排出
- ※仕様は予告なく変更することがあります。