個性と多様性を尊重し安全で快適な職場環境づくりに努めています

多様性への取り組み

基本的な考え方

ヤンマーでは「国籍・性別・年齢を問わず、世界で通用するプロフェッショナルな人材の確保」を目的に、多様な人材を採用し、ダイバーシティに取り組んでいます。

ヤンマーにおけるダイバーシティとは、ライフスタイル、文化、キャリア、国籍、性別等の違いを受け入れ、尊重し、その能力を最大限活用することによって企業パフォーマンスを向上させることを意味しています。そのような一人ひとりの能力、個性、価値観が生かされる組織を目指し、グループ全社員が働きがいと誇りを持てる企業づくりに取り組んでいます。

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ヤンマーホールディングスにダイバーシティ推進グループを新設

ヤンマーグループにおけるダイバーシティの取り組みをより強化して推進することを目的として、2020年4月、ヤンマーホールディングス人事部に「ダイバーシティ推進グループ」を新設しました。

今後、①Diversity&Inclusion Policyの策定と展開 ②社内におけるダイバーシティの浸透および社外への情報発信 ③ダイバーシティにおける関連制度の導入や改善を軸として活動していきます。

グローバル化戦略の一環としてダイバーシティに取り組んでいます

祈祷室
祈祷室

ヤンマーは、多様な社員への対応とグローバル化戦略の一環として、本社社員食堂(プレミアムマルシェオーサカ)にて、ムスリムフレンドリー食を提供しています。世界の人口の約4分の1を占め、ヤンマーグループの拠点がある東南アジア、ヨーロッパにも多いムスリム(イスラム教を信仰する人の総称)の方々向けに、ヤンマー独自のムスリムフレンドリー基準に沿ったメニューを日替わりで提供しています。

食料生産の分野をミッションに掲げる企業として、食材と味にもこだわり、ムスリム対応の肉や食材を使用するなど、ムスリムの社員やお客様はもちろん、日本人社員にも安心でおいしい昼食メニューの一つとしてムスリムフレンドリー食が選ばれています。また、礼拝の習慣に配慮した祈祷専用のスペースも設置。これらの取り組みは文化の相互理解の観点からも、社員、お客様から、国籍・宗教を問わず評価を得ています。

女性社員が多方面で活躍できる職場環境の整備に取り組んでいます

ヤンマーは、2020年3月末現在、従業員数3,811名のうち、女性社員は510名(13.4%)となっています。

2019年度の新入社員(総合職)における女性比率は11.8%でした。ヤンマーの主軸事業はエンジンをはじめとした機械分野で、これらを専門とする女性は少ないですが、社内にはさまざまな役割があるため、多方面での女性の活躍を見据えて採用を行っています。

採用活動においては、女性リクルーターも積極的に登用し、就職活動中の女子学生に向け「女性社員との座談会」などを実施しています。

管理職への女性登用

現在、ヤンマーでの女性の管理職比率は2.7%ですが、人数は年々増加傾向にあります。ヤンマーにおいては、女性の管理職21名(グループ会社社長1名、部長4名、課長16名)が活躍しており、男女平等に評価される制度・風土が整っています。

女性社員比率・女性管理職比率の推移

女性社員比率・女性管理職比率の推移のグラフ

さまざまな職場での女性の活躍と、働きやすい環境の整備

ヤンマーは生産の現場でも女性が活躍しています。工場の生産現場における女性の比率は5.0%と低いものの、増加傾向にあります。これは、ヤンマーが女性の活躍に期待し、それに女性社員も応え、一緒に環境整備にも取り組んできた結果と考えています。

「次世代育成支援対策推進法」ならびに、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づく一般事業主行動計画

(計画の目的)

女性を含むすべての社員が、その能力を十分に発揮し、健康で安心して働きつづけることができる雇用環境の整備に取り組んでいます。具体的な取り組みを進めるため、ヤンマーでは、自主行動計画を定めています。定めた計画に沿って積極的な取り組みを進めていきます。

(計画の期間と内容)

「次世代育成支援対策推進法」ならびに、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」による自主行動計画では、多様な社員が活躍できる風土や、社員が健康的に過ごせる風土の醸成にもつながるよう、当社では、年次有給休暇の取得促進を定めて取り組んでいます。継続的な取り組みにより、年次有給休暇の取得率は60%となり、着実に取得率が向上しています。引き続き、年次有給休暇取得のさらなる向上を目指し、自主行動計画を延長し取得促進に取り組んでいきます。

障がいを抱えた社員が安心して働けるようさまざまなサポート体制を構築しています

ひまわりプランタの設置作業
ひまわりプランタの設置作業
ひまわりプランタの設置作業

ヤンマーグループとして、障がい者雇用を推進していくため、2014年4月にヤンマーシンビオシスを設立し、6周年を迎えました。特例子会社※1として、2020年3月末時点で57名の障がいのある方々が元気に働いています。

ヤンマーシンビオシスの「シンビオシス」とは「共に生きる=共生」という意味です。私たちは障がいのある方の個性を生かしながら、自然や社会、地域、多様な人々との共生を大切にしています。

ヤンマーシンビオシスは、“ヤンマーらしさ”を追求するため、農業に関わる「農業ソリューション事業」、ヤンマーグループの社員が働きやすい環境をサポートする「オフィスサポート事業」、小形ディーゼルエンジンの生産に関わる「製造サポート事業」の3つの事業を展開しており、障がいのある社員も安心して仕事ができるよう、さまざまな取り組みを行っています。

全社員を対象に、SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)の実施、臨床心理士との定期的な面談、グループワークによる研修を行っています。研修では、積極的に社員からの要望も取り入れています。専門資格を持つ社員による充実した社員へのサポート体制の構築を進めています。

さらに、大阪・梅田東地域を四季折々の花で彩る活動や地域清掃を通じて、地域社会に貢献しています。また、特別支援学校や就労移行事業所、企業からの見学を幅広く受け入れ、ヤンマーグループにおける障がい者雇用の取り組みを知っていただく活動を行っています。

2020年4月のヤンマーの組織再編にともない、グループ適用企業が、6社から8社※2となりましたが、障がい者雇用率は、2020年3月末現在(組織再編前)で2.25%となり、現行の法定雇用率を達成することができました。今後もさらなる事業拡大を図り、2021年度に予定されている法定雇用率のアップを視野に、2020年度の目標を2.3%以上に設定しています。

また、2020年8月には、新たに尼崎地区にて清掃業務を中心に事業を開始しました。ゲストハウスである、ヤンマースイート三花では、リネン業務という新しい業務にも取り組むなど、業務の拡大を図りました。

  • ※1「特例子会社」とは、国から特別に認められた制度であり、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社を設立することにより、グループを一つの企業とみなして、雇用率を算定することができる制度
  • ※2ヤンマーホールディングス、ヤンマーパワーテクノロジー、ヤンマーグローバルエキスパート、ヤンマーアグリ、ヤンマーアグリジャパン、ヤンマー農機製造、ヤンマービジネスサービス、ヤンマーシンビオシス

障がい者雇用率

障がい者雇用率のグラフ

個人の専門性や希望を考慮した再雇用制度など高齢者の活躍推進を進めています

国内における少子高齢化が進むなか、ヤンマーは人材の多様性の観点から高齢者の活躍推進の必要性を認識し、高齢者の雇用拡大を進めています。定年退職者のうち再雇用を希望した社員は全員65歳まで勤務することができ、2019年度のヤンマーの再雇用率は89.4%となっています。

また、個人の専門性や希望を考慮したうえで、適正な再配置ができるように配慮しています。

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