ヤンマーグループでは、地球環境の保全を経営方針における最重要課題と位置付け、環境経営の推進、環境への配慮を基本とした事業活動を進めています。
地球温暖化対策
CO2排出量の把握・削減に努め地球温暖化防止に貢献しています
製品のライフサイクルにおけるCO2排出量の把握と削減
ヤンマーグループは、LCA(ライフサイクルアセスメント)による製品のライフサイクル(原材料の調達から、製造、流通、使用、廃棄まで)における温室効果ガス(CO2)排出量の定量的把握・評価を行い、グループ製品による温室効果ガスの削減(原単位)を進めています。
引き続き、今後のスコープ3情報の開示に向け、グループ全事業のLCAデータの把握と、環境データ公表範囲の拡大を進めるとともに環境指向性商品の開発商品化を拡大し、ライフサイクルでのCO2排出量削減に貢献します。
事業活動におけるエネルギーの効率的使用とCO2排出量の削減
ヤンマーグループは、国内に展開する全製造事業所において、生産活動に使用する電力や燃料などあらゆる種類のエネルギーを効率的に使用する体制をとるとともに、省エネ設備への更新、試運転効率の改善・エネルギー再利用等の活動を通じて、CO2の排出量削減に取り組んでいます。
また、ピーク電力の削減と、自然災害などによる送電停止リスクの低減を目的として、自家発電設備・GHPの積極的な導入も進めています。
2019年までの削減目標は、国内製造事業所においてはエネルギー使用量の総量および効率使用の指標となる原単位で14.6%、CO2排出量も同じく14.6%に設定しています(いずれも2005年度比)。
2019年度は、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響により、生産量自体の減少が影響したため、前年度と比較してエネルギー使用量は3,519klの減少、CO2排出量も6,372tの減少となりました。総量の削減目標値は超過しましたが、原単位では目標を達成することができました。
エネルギー使用量・エネルギー使用量原単位(国内)

エネルギー使用量(海外)

CO2排出総量・CO2排出量原単位(国内)

CO2排出総量(海外)
