トップメッセージ:「CHANGE & CHALLENGE」で自らを変革し、新たな社会に“新しい豊かさ”を生み出していきます。代表取締役社長 兼 CEO 山岡健人

新型コロナウイルスの影響について

このたびの新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、予測のつかない厳しい状況に直面しています。一日も早い収束を願うとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ヤンマーでは、ステークホルダーの健康と安全確保を第一に、感染拡大防止にあたっています。一方で、グループ会社ならびに数多くのサプライヤーとともに連携を図り、製品の安定生産・供給の維持に努め、お客様のへの影響を最小限に止めるよう努力しております。新型コロナウイルスがもたらした影響は甚大ではありますが、今後の社会のあり方を自らに問う機会にもなりました。

社会の変化に対応するために新経営体制を移行し、働き方も変革

新型コロナウイルスの感染拡大は、従来の社会、生活のあり方を変えました。その代表例が、デジタルの急速な浸透です。デジタル化の加速は、従来では想像できないスピードで物事が進んでいくと同時に、働き方など生活そのものを変革しています。

この変革期の中で、ヤンマーはどのように成長し、生き抜くのか?それは、開拓者精神というヤンマーの100年の歴史で培われたDNAをもとに、各社員が「企業家精神」を持ちつつ、意識改革(CHANGE)をすることによって、前例にとらわれないやり方や新たなビジネスに挑戦する行動力(CHALLENGE)が必要です。

これを実現するため、2020年4月1日よりヤンマーグループは新経営体制に移行しました。各組織のミッションや役割分担を明確にし、それぞれが権限を持ち、自律して経営を行える体制を整えました。これによって経営環境に応じて柔軟に組織体制を構築できるようになり、それぞれの領域でよりスピーディーに、よりダイナミックに事業展開をすることで、グループ全体での成長実現を狙いとしています。

グループとして成長していくためには社員が働きやすい風土づくりに加えて、社員がより自由に、かつ効率的に働ける仕組みづくりが重要となります。ヤンマーは、ダイバーシティの考え方を積極的に取り入れ、多様なバックグラウンドを持つ社員が異なる価値観を尊重しながら共に働くことで、新たな発想と考え方による価値創造や独創的なソリューションの創出につなげていきます。また、withコロナ・afterコロナの時代を踏まえて、オンラインミーティングを積極的に活用することにより、在宅勤務を含むリモートワークを促進しており、時代に合わせた働き方を充実させています。

“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現に向けて

私たちを取り巻く環境の中には、新興国・途上国における人口増加や経済発展、それにともなうエネルギー需要の増加、食料不足の懸念、さらに気候変動など多岐にわたる社会課題があり、国連では「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、世界全体で解決に向けた取り組みが期待されています。

ヤンマーではこれらの課題が解決された未来像として「A SUSTAINABLE FUTURE —テクノロジーで、新しい豊かさへ。—」というブランドステートメントを掲げ、「人間の豊かさ」と「自然の豊かさ」の両立したものを「新しい豊かさ」と位置付け、お客様の課題を解決するとともに、これからの未来を人間と自然が共生するための社会的責任を担ってまいります。この責任を果たすための指標の一つとして、ヤンマーは「グループ環境ビジョン2030」で掲げた事業活動におけるCO2排出量(原単位)30%削減(2005年度比)の達成を目指しております。

この目標に近づくための取り組みとして、エネルギーシステム事業においては、施設内における複数のエネルギー設備(コージェネレーションシステムや空調設備〈GHP〉、太陽光発電設備等)を効率よく制御し、さらなる省エネルギーを実現するシステム提案・導入を積極的に行っています。また、エンジン事業では排出ガス規制に対応した低燃費・高効率エンジンを提供することで、商品ライフサイクルにおけるCO2排出量の低減に貢献していきます。建機事業においては、このエンジンを搭載した建設機械が安心・安全なまちづくりを支え、人々が安心して暮らせる社会の実現を目指しています。

このような取り組みはほんの一例ですが、これからも人間の豊かさと自然の豊かさの両立に向けた活動を加速させるべく、ヤンマーグループ全体で取り組んでまいります。

新しい社会に、“新しい豊かさ”を

これからもヤンマーは時代の変化に対応しながら、挑戦し続ける企業であり続けます。そして、お客様の課題を解決し、新たな価値を提供することにより、 “新しい豊かさ”の実現を目指していきます。

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