December 20th, 2017|

寒天で梱包資材を作り、プラスチックごみを減らす

From EARTH Lab Vol.41

100年後の地球を考えるための数字があります。

EARTH Lab―次の100年を考える。

 

今回の数字は「800万トン」

それは、1年間で世界の海に投棄されるプラスチックごみの量
その問題解決に取り組んでいるのが、デザイナーの荒木宏介さんです。

 

「模型などを制作していると、プラスチックごみが出ます。日々ごみ箱を埋めていくプラスチックごみを、どうにかできないかと考えていました」

環境問題に対してポジティブに取り組む

荒木 宏介
東京を拠点にフリーランスのデザイナーとして活動。多摩美術大学の同期3人でAMAMというデザイングループを結成。同グループによる作品、寒天から作られた梱包資材で「LEXUS DESIGN AWARD 2016」グランプリを受賞。

そして、仲間たちと開発し、世界から注目を浴びたプラスチックに代わるもの
それが、「寒天の梱包資材」です。

 

通常、プラスチックで作られる梱包資材ですが、着目したのはなんと寒天でした。
お湯と混ぜて型に流し込み、冷凍、解凍、乾燥すれば花を包む紙状のものや、お洒落な梱包資材へと変化します。もとは海藻なので、海に流れても自然へと返ります

「いま起きている様々な環境問題をネガティブに捉えるのではなく、自然が素敵だなという思いがあると、もっとポジティブに取り組める。そういう思いを持っていくことが大事だと思います」
これが、荒木さんが考える理想の未来。

 

全て手作業によって、工芸品のように一つひとつ作られている寒天の梱包資材。
今後は、工業のラインなどサポートを受けて量産体制を確立し、世に出回ることを目指しています。

 

 

動画はこちら


 

「EARTH Lab~次の100年を考える~」
TBS TBSテレビ
毎週土曜日  23:24〜23:30、BS TBS毎週木曜日 22:54〜23:00、毎週日曜日 22:54〜23:00

世界、地球が抱える様々な問題を数字(データ)を通じて視聴者に投げかけ、そんな地球規模で起こっている問題に対して、様々なチャレンジ、アクションを起こしている方々を紹介します。 チャレンジを続ける方々の「地球の未来」に向けての熱い想い、情熱を感じてもらい、視聴者の皆様にも「次の100年」に向けて一緒に考えていただけることを目指します。