国内特殊自動車4次排ガス規制について

56~130kW(76~177馬力)のトラクター・コンバインのご購入を検討されている皆さまへ

2017年9月より、国内特殊自動車4次排ガス規制が適応されるため、大幅なコストアップが予測されます。

その理由は、国をあげて取組んでいる環境問題。今回の4次規制は、排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)排出量を、現行の規制に対して約90%低減する規制です。
NOx低減をクリアするためには、新たに「尿素SCRシステム」をエンジンに追加搭載する必要があります。また、システム搭載にあたり、新たに尿素水が必要となり、尿素水補給の手間やランニングコストの上昇も予想されます。

  • 排ガス規制は、生産にかかわる規制です(2017年8月31日で生産猶予期間が終了)。

排ガス4次規制では、NOx削減に対応する技術が追加されます

排ガス3次規制時はPM(スス)を90%以上削減。4次規制ではそれに加え、NOx(窒素酸化物)も90%以上削減することが求められます。

ヤンマーのNOx削減技術

トラクター・コンバインのエンジンに、尿素水を利用する尿素SCRシステムを追加搭載することで、4次規制に対応します。
SCRを大切に使うには、高品位な尿素水(AdBlue®)を使用してください。

尿素SCRシステム
排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を、尿素水から発生するアンモニアを用いて、無害な窒素(N2)と水(H2O)に分解する技術です。
AdBlue®(SCRシステム専用の高品位尿素水)
純水に高純度の工業用尿素を溶かして製造する無色・透明の尿素水溶液です。
ディーゼル車に取り付けられた触媒内部にて排出ガスに対して噴霧され、窒素酸化物を窒素と水に分解します。
  • AdBlue®補給のめやす
    燃料補給2~3回に対し、AdBlue®を1回補給する必要があります(搭載機や使用条件によって補給回数は異なります)。

つまり、尿素SCRシステム装置付きのエンジンを搭載した次期新型機は、コストアップが予想されます

コストアップ=尿素SCRシステム搭載によるトラクター・コンバイン本機の値上がり+尿素水の補給によるランニングコストの上昇

トラクター例

トラクターの2次規制対応機から4次規制対応機までの価格差イメージ図
  • ※1ディーゼル・パティキュレート・フィルタ
  • ※2尿素SCRシステム
  • 価格差はメーカー希望小売価格(税抜)であり、機能アップ等の要素分も含みます。
  • 上記記載型式は一例であり、型式によって価格差が異なる場合があります。

コンバイン例

コンバインの2次規制対応機から4次規制対応機までの価格差イメージ図
  • ※1ディーゼル・パティキュレート・フィルタ
  • ※2尿素SCRシステム
  • 価格差はメーカー希望小売価格(税抜)であり、機能アップ等の要素分も含みます。
  • 上記記載型式は一例であり、型式によって価格差が異なる場合があります。

国内特殊自動車4次排ガス規制対象のヤンマートラクター・コンバイン

国内特殊自動車4次排ガス規制対象のトラクター・コンバインは、2017年8月31日で生産猶予が終了。在庫がなくなり次第、販売終了となります。

トラクター YT490/5101/5113

機動性のホイル、作業性のデルタ、パワフルなフルクローラから作業に合った1台をお選びください。

コンバイン YH590

丁寧に、高品質に、ロスのない収穫。基本性能のすべてを追求したプレミアムデザインコンバインです。

コンバイン AG6100R/6114R/7114R

規模拡大やさまざまな作業の効率化にも大きな力となる、環境性能と情報支援機能を備えたインテリジェントコンバインです。

コンバイン AG1140R

効率良く、キレイに。さまざまな作物がしっかり収穫できる、大規模農業の効率化を追求したコンバインです。

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