1936年、世界初の小形ディーゼルエンジン生産工場として誕生した尼崎工場。その後、大形ディーゼルエンジンの生産工場として、船舶推進用・発電用のほか陸用・一般動力用のディーゼルエンジン、ガスエンジンを量産し、1983年よりガスタービンも生産。これらを主体に、すべて自社で一貫生産しているのはヤンマーだけです。また、独自の高性能専用機・最新鋭機により、自動化・省力化を推進。商品特性に適したオーダーエントリーシステムや品質管理体制の確立により、優れた商品を造り出しています。

国際的に認証された品質管理・環境対応

1992年7月、英国の認証機関LRQAより「ISO9001」の認証を取得。また、環境問題にもいち早く対応し、1997年6月、陸・舶用大形ディーゼルエンジン生産工場として初めて「ISO14001」の認証も取得しました。さらに、「IMO排気ガス規制(NOx排出規制値)」(2000年1次規制/2011年2次規制)を国内エンジンメーカーとして初めて鑑定書(NK)を取得。環境保全のため、先進的な技術力が国際的に高く評価されています。

ISO9001(国際標準化機構)

品質管理システムに関する国際規格
(認証番号:912208)

ISO14001(国際標準化機構)

環境マネージメントに関する国際規格
(認証番号:770250)

エンジン業界の十一冠王

尼崎工場は、世界で権威のある十一大船級協会の認定工場です。なお、11船級揃っての自主検査制度の認定は世界初です。

  • 日本海事協会〔NK〕
  • 米国船級協会〔ABS〕
  • 英国船級協会〔LR〕
  • ノルウェー船級協会〔DNV〕
  • イタリア船級協会〔RINA〕
  • フランス船級協会〔BV〕
  • 韓国船級協会〔KR〕
  • 中国船級協会〔CCS〕
  • ドイツロイド船級協会〔GL〕
  • インド船級協会〔IRS〕
  • ロシア船級協会〔RS〕

世界が注目する高性能を実現する一貫生産体制

ディーゼルエンジン・ガスエンジン生産工程

機械工程

機械工程では、シリンダブロック、シリンダライナ、クランク軸、カム軸、連接棒などの主要部品が専用工作機械によって、高精度で能率よく加工されていきます。

組立工程

機械加工を終えた各部品は、まず蒸気洗浄機や油洗浄機で、付着している汚油、切粉などを完全に洗浄した後、工程順に、能率よく、各種の部品が組み立てられます。

艤装工程

組立ての終ったエンジンは定盤上に置かれて発電機・ポンプ・コンプレッサー・クラッチなどの セット作業や、各種の配管作業が行なわれます。また、電気・油圧による自動操作装置、遠隔操作装置などが取り付けられます。

運転工程

艤装工程から運ばれたエンジンは、1台ずつ熟練技術者によって、実際に使用されるのと同じように試運転され、厳密な検査が行なわれます。また、船舶安全法、水産庁、 船級協会の検査も同時に行なわれます。

出荷工程

試運転の終ったエンジンは、コンベアの上で防錆作業・出荷検査・梱包作業が行なわれた後、国内、海外へと出荷されます。

ガスタービン生産工程

インペラー、ロータ、ノズルなどの各種部品加工は、同時5軸制御マシンや、NC制御専用機で超精密に仕上げ、タービン組立までの作業が一貫して行なわれます。さらに、艤装工程では発電機などの各種セットが行なわれ、厳密な試運転・検査を経て出荷されます。

機械工程(インペラー加工)

組立工程(クリーンルーム)

艤装工程

運転工程