• 特別座談会 各部門の技術者が語る「ヤンマーらしさ」とは

人が転職を考える理由はさまざまです。新卒入社のときには見えなかった新しい目標に挑戦したくなった人、培った知識と経験を新たな分野に活かしたいと思うようになった人…。では、ヤンマー入社後はどのようなフィールドが広がっているのでしょうか。仕事内容の紹介だけでは見えない企業風土、ワークスタイル、ビジョン。他の会社と仕事を知っているからこそ感じる「ヤンマーらしさ」をキャリア入社のエンジニアが新鮮な視点で語ります。

上司も部下もお互い納得して
進められる風土がある

――まず、ヤンマーらしい仕事の進め方や風土などをうかがいたいと思います。みなさんが現在の仕事を通して感じられることはありますか。
市川自分で考え、判断して進められる場面がとても多いと思います。自分でスケジュールを立て、たとえば試験が必要だと思えば試験部に連絡して実行する。自分の仕事は自分でマネジメントするということが実践できていると思います。前職は上司の判断を仰いで決めることが多かったので、「任されている」という実感は以前よりありますよ。
小林ボトムアップができている会社、ということかな。上司から言われて「わかりました」ではなく、上司とはお互い納得するまで方向性を話し合って決める。部下の意見を聞いてくれる職場だと思うことはよくありますね。
荻野仕事の進め方に通じると思うのですが、技術に関して必要なことは投資を惜しまない会社だと思います。たとえばヤンマーにとってコアではない技術があるとします。そんなときは外部のコンサルタント会社から情報と技術を得て進めていくこともあります。世の中でどのようにモデル化されているのか調査し、実施検証する期間が仮に10ヶ月かかるところが、1ヶ月ですむこともありますからね。
――スピード感のある開発のために、費用を惜しまず採り入れていく姿勢が現場で活躍するエンジニアには大切ですね。現実の仕事の場では、具体的にどのようなやりとりがあるのですか。
小林たとえば私が担当している船舶エンジンはコンパクト化が主流ですが、メンテナンスのことを考えると一定の長さがどうしても必要になる。上司がスペックの最終決定をするときも、上司が製品を担当するエンジニアの声を取り上げてくれますよ。上司がすべての分野に精通しているわけではないので、私たち担当者しかわからないことを吸い上げて判断してくれる。お互い納得して進めていける環境はうれしいですね。
市川私が所属している小形エンジン事業部にはまだ電気系エンジニアの人数が少ないので、実務面で幅広く任せてもらえます。サプライヤーと打ち合わせして、その場で「では、それで行きましょう」と決められる。さきほどの「任せられている」という話に通じるのですが、裁量を広く与えられているように感じています。
小林途中で世の中の流れと方向性が違うと思えば、修正もできますね。一度決めた事案をそのまま進んでしまうことが現実の場ではよくあるだと思いますが、ヤンマーにはそれがない。そういった点では慎重だなと感じる一面もありますね。

世の中に注目される
事業展開を通して、
自分の仕事を誇りに思える

――ヤンマーがこれから進もうとしている方向性について、みなさんが共感できる部分はありますか。
小林排ガス規制の波がおしよせる中、お客様へベストなソリューションをいち早く提供する必要があります。後処理装置の設計にはCFD解析が欠かせません。ヤンマーは最新のCFDソフトを研究所だけでなく開発部門にも導入しており、新しいことを積極的に採り入れる会社だと感じています。世の中に新しい製品や便利な製品が誕生するなかで、既存の技術にとらわれていると新しいものは生まれてこない。その点、開発への投資に積極的に取り組んでいるものと思います。
荻野そうですよね。中央研究所では設備や機器類も最新のものが揃っています。解析のソフトウェアやパソコンまわりなどのワークステーションもレベルの高いものが導入されていますので、働く環境には満足していますよ。ヤンマーはコアな技術をしっかり持っていて、得意ではない領域は専門性の高い社外の機関から採り入れる。技術への投資を惜しまないですね。それに一番大切なのはお客様。お客様にとって価値あるものをつくろうとしている姿勢は揺るぎないものだと思います。エンジニアの視点だけでマニアックなものをつくるのではない点には共感できますね。
市川お客様の視点ということで感じているのは、トラクターなどの農機にも著名なデザイナーの案を採り入れていますよね。農機のイメージをくつがえすような。この取り組みはとても大切だと思っています。いままでの方法を続けているだけではヤンマーのイメージは変わらない。こんなデザインの農機を出すことで、新しいお客様の開拓にもなりますし、ヤンマーの知名度はもちろん、ブランド力の向上にもつながる。私の両親の時代はヤンマーといえば「ヤン坊、マー坊」ですから、いまのヤンマーの事業内容やビジョンを多くの人に知ってもらうことで家族の理解も深まりますよね。製品を通して新しい展開や方向性を世の中に発信していくことはとても大切ですし、ヤンマーで働いている私たちもまた自分の仕事を誇りに思えますよね。

仕事もプライベートも
楽しむことで、人生を充実させる

――働く上ではワークライフバランスも大切です。働きやすさについてはどうでしょうか。勤務する上で感じていることを教えて下さい。
小林年度の初めに有休を計画できる制度があります。カレンダー通りの連休に一日有休をプラスし、少し長めの休みを取ることもできるので、旅行の計画も立てやすいですよね。計画的に有休を使ってリフレッシュをしていますよ。最近では岡山、四国、九州にも行きました。それにパリも。これは新婚旅行ですが(笑)。
荻野夏休みは7月・8月中に5日間選択できます。旅行は混んでいるシーズンを外せますし、フレックス制度もありますよ。社宅もあります。
市川確かに有休は取りやすいですよね。上司の顔色をうかがって…ということはないですよね。
――みなさん、オンとオフを楽しんでいらっしゃるみたいですね。最後にキャリア入社のかたに向けて、メッセージをお願いします。
市川ヤンマーの良いところは社内の雰囲気がなごやかということですね。部署にもよるかもしれませんが(笑)。威圧的な人はいないですね。強いリーダーシップで強引に物事を進めるという雰囲気ではないのが良いところだと思います。
小林確かにそれは感じますね。それにキャリア採用の社員の人数もここ最近は特に増えていますよね。
荻野ヤンマーは事業領域が広いので、いろいろなことに挑戦できるという点で、仕事をしていて楽しい。それに成長産業に関わっていけるのも社員としてはうれしいですよ。これから世の中に必要とされる分野に新しいチャレンジができるのですから。

ヤンマーの「これから」にキャリア入社の社員の存在は欠かせない。そう感じた座談会。恵まれた環境とのびのびとした風土があるからこそ、前職ではできなかったことにも挑戦できる。エンジニア4人のこれからの活躍には大きな期待が寄せられています。

プロフィール

(左から)
特機エンジン事業本部 開発部
先行開発部

小林 亮太 RYOUTA KOBAYASHI

2014年入社

前職は家電メーカーで液晶テレビの設計開発を担当。入社後は特機エンジン事業本部で船舶エンジン用ガス後処理装置の設計・開発を担当。


研究開発ユニット 中央研究所
研究センター

荻野 亮太 RYOUTA OGINO

2014年入社

電気機器メーカーで小型モーターの基礎開発を担当。入社後は農機の技術開発や品質面での課題における解析に取り組んでいる。


小形エンジン事業本部 開発部
エンジニアリング部

市川 大 MASARU ICHIKAWA

2014年入社

前職は半導体・電子部品メーカーで設計開発を担当。入社後は小形エンジンの制御に関わる電装品の開発と評価、ユーザー対応も行う。

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