自社製のディーゼルエンジンを搭載したポータブル発電機の企画・設計から試験まで幅広く担当しています。企画段階では商品コンセプト仕様と目標値を決めて、目標を達成するために設計検討と試験評価を繰り返します。各工程で様々な課題に直面しますが、その際、重要になるのが自ら課題を整理し、問題を解決していく行動力、そして、わからないときに周りに相談しながら仕事を進めていくこと。私のミッションは、お客様が求める仕様と品質を満たした上で今までにない新しい機能を設計に織り込み、付加価値を高めることと、従来商品よりも機能の使いやすさと低コスト化を図った、より多くの人々に使ってもらえる商品の開発だと思っています。
世界の人々に「安心」を届ける
新型ポータブル発電機の開発
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エネルギーシステム事業 開発部
電気・電子情報工学専攻 機能電気システムコース修了
2016年入社 -
AMARSAIKHAN BILGUUN
アマルサイハン ビルグーン
現在の
主な
仕事内容

ヤンマーで
働く魅力
国内では今後、2020年の東京五輪、2025年の大阪万博に向けた建設およびイベント要望の拡大に伴う、ポータブル発電機市場が伸びていく見込みです。一方、海外では新興国の経済成長による電力需給の増加と、さらに自然災害発生時の事業継続性の確保が世界発電機市場拡大の大きな要因となっています。そこで、これらの市場ニーズに合った商品の企画から開発にまで携わることにより、世界各国の人々の暮らしと産業を支え、社会に貢献できるのがヤンマーの大きな魅力だと思います。商品開発業務において若いうちから責任ある仕事を任されることは、働き方次第で多くの可能性が広がるという点でも、仕事のやりがいを感じると共に自己成長も実感できています。

大切に
している
想い
近年のテクノロジーの発展による仕事環境の急速な変化と、これまで以上に企業のグローバル展開が求められている中で、今後世界を相手に仕事をしていくためには様々な能力とスキルが求められています。企業には、豊富な経験や知識を積み重ねようとする向上心のある人材は欠かせません。そこで私は、このような人材になるため、ヤンマー行動指針に「将来目標を持て。自分を磨け」とあるように、まず同僚が日頃何に取り組んでいるかを理解しようと努力しています。これによって企業における目標の全体像が把握でき、自分に不足している能力とスキルを知ることが可能です。そして同僚の将来目標を学ぶことで、自分のモチベーションアップにもつなげています。

印象に
残っている
エピソード
海外向けの発電機を開発していたとき、企画段階で商品の仕様とコンセプトを決める必要があり、実際に商品を使っていただく現地のお客様の「生の声」を聞くため、東南アジアに海外出張する機会がありました。現地では発電機がどのように使われているのか、お客様はどんな商品を実際に求めているのかなど貴重な情報がつかめたことで、目指すべき設計目標が見え、自分にとって大変良い経験になりました。現地のお客様の方々とのコミュニケーションは言語と文化の壁もあり簡単ではありませんでしたが、こちらから丁寧にかつ情熱を持って自分たちの目的を伝えることで、理解していただけ、多くの協力を得ることができました。