T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026開催 ―アイラゴン「人類の三回目の呼吸」―

2026年10月3日〜26日

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは東京駅の東側―八重洲・日本橋・京橋・銀座で開かれる写真フェスティバルで、2020年より開始し、今年で開催7回目を迎えます。今年は「“&”opens a new worlds.」をコンセプトに、17会場に世界的な作家の作品を展示いたします。HANASAKA SQUAREにおいても2回目の開催となり、今年はアーティストのアイドラゴンさんをお呼びし、期間限定で作品展示を行っております。ぜひ芸術の秋にHANASAKA SQUAREへ足をお運びください。

【T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2026について】

“&”opens a new worlds.
「と」は、日本語でいちばん小さな接続詞です。 けれど、世界のかたちを決めているのはこの小さな一文字かもしれません。「自分と他者」「男と女」「自然と都市——私たちはいつの間にか、「と」をどちらかを選ぶための区切りとして使っています。ですが、表裏一体や陰陽という言葉があるようにアジアには二項対立ではない「ものの見方」があるはずです。写真は、もともと「と」の芸術です。撮る者と、写る者の眼差しが交差し、写真となった世界の断片は並べられ繋がり、作品と、見る者が、静かに触れる。T3 2026は、世界中の写真家たちとともにこの最も小さな接続詞「と」から世界の可能性を問い直す24日間です。

【HANASAKA SQUAREでの作品展示について】

作品名:「人類の三回目の呼吸」
呼吸は、いちばん小さな循環である。一方向に流れるだけの現代の消費に対して、アイラゴンのルーツである遊牧の世界観は、まったく別の前提に立つ。すべては呼吸のように、めぐっていく。
《人類の三回目の呼吸》は、遊牧民の住居ゲル(パオ)を思わせる円筒形の構造体に、羊毛フェルトで編んだ白い三つ編みのロープが絡み合うインスタレーションである。会場に響くのは、アイラゴン自身の声——祖父から受け継いだホーメイ——と自然の音。ひとつの喉からふたつの声が生まれる歌唱は、それ自体が身体の中の循環だ。
モンゴル族には髪を三つ編み(辮)に編む伝統があり、3歳で辮を切る儀式が今も行われている。辮は身体に刻まれたアイデンティティのしるしであり、三つ編みとは、3つの束が絡み合い1つの形になることでもある——呼吸と、自然と、私たちのように。モンゴルと日本、伝統と現代、失われるものと取り戻されるもの——切り離されたものを、アイラゴンは三つ編みのように結び直していく。
本展は、才能を咲かせるヤンマーの「HANASAKA」の理念のもと、若い才能が社会へ羽ばたく場としてHANASAKA SQUAREをひらく試みでもある。消えかけた記憶に、もう一度息を吹き込むこと。この小さな広場から、その呼吸が始まる。

作者:アイラゴン|Ayalguun
中国・内モンゴル自治区に生まれ、現在は京都を拠点に活動するアーティスト。祖父はモンゴルの伝統歌唱ホーメイの歌い手であり、馬頭琴やトプショールを奏でる人だった。オブジェクトや空間をつくる美術家であると同時に、祖父から受け継いだホーメイを歌う声のアーティストでもある。自身の身体を通じた実践によって、失われた文化を取り戻す。

<展示の様子>

イベント概要

イベント名 T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026
アイラゴン「人類の三回目の呼吸」
主催・運営 T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
協賛 ヤンマーホールディングス株式会社
ヤンマーコーポレーション株式会社
開催日時 2026年10月3日(土)〜10月26日(月) 10:00〜19:00
場所 YANMAR TOKYO 地下1階「HANASAKA SQUARE」
入場料・参加方法 入場無料・予約不要
特設サイト T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026 HP
HANASAKA SQUARE展示作品のご紹介

イベントスケジュール

デジタルスタンプラリー開催

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026開催中、八重洲・日本橋・京橋・銀座エリアに隠れたネコ53匹を探すデジタルスタンプラリーを実施いたします。

関連イベント

トーク&ライブ・パフォーマンス「写真、音、身体、空間など、異なる表現の境界について」(仮題)
期間:2026年10月18日(日)14:00〜15:30(トーク約60分+ライブ・パフォーマンス約30分)
出演:アイラゴン(アーティスト)、山川冬樹(美術家・ホーメイ歌手)/モデレーター:北 桂樹(T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO エキシビション・ディレクター)
料金:入場無料・予約不要

山川冬樹
1973年ロンドンに生まれ、日本を拠点に活動するホーメイ歌手・現代美術家。フジテレビのニュースキャスターだった父を持ち、多摩美術大学大学院で映像・グラフィックデザインを修了。自らの声や身体をプラットフォームとして、音楽・美術・舞台芸術の境界を横断するパフォーマンスやインスタレーションを展開する。中央アジア・シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」の名手としても知られ、心拍を電子聴診器で光と音に変換するパフォーマンスや、骨伝導マイクで頭蓋骨振動を増幅する作品で国際的に注目された。ヴェネチア・ビエンナーレやポンピドゥー・センター・メスに参加。2015年横浜文化賞受賞。現在は秋田公立美術大学で教鞭もとる。

アクセス

YANMAR TOKYO 地下1階「HANASAKA SQUARE」

〒104-0028 東京都中央区八重洲2-1-1

東京駅と地下で直結

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丸の内線 地下鉄東京駅 徒歩7分
東西線、銀座線、都営浅草線 地下鉄日本橋駅 徒歩7分
銀座線 地下鉄京橋駅 徒歩7分

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エアポート リムジンバス利用 成田空港 約80分

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