ブックタイトル2020.11_GHP総合カタログ

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概要

2020.11_GHP総合カタログ

3 設置場所の選定① 室外機② 室内機[据付場所選定上のご注意]●建物の給排気口や窓、建物内へ連絡する配管や通気口などから室外機の排気ガスが建物内に入らないように設置してください。●室外機は、屋内または半屋内設置は絶対にしないでください。据付けは、日本ガス機器検査協会発行『業務用ガス機器の設置基準および実務指針(第6版)』第Ⅲ章6(. 3)に基づき行ってください。 ・排気ガスが拡散しにくい設置環境の場合、一酸化炭素中毒に至る恐れがあります。●室外機の重量に十分耐えられる場所で、騒音や振動の増大しない所。●排気ガスが滞留しないように大気に開放された屋外に据付けてください。屋内に据付けないでください。●可燃性危険物を扱う場所には据付けないでください。●可燃性のガスの発生、流入、滞留、漏れの恐れがあるところや、揮発性引火物を取扱うところに室外機を設置しないでください。●運転時、吹出し空気や排気ガスが隣家の窓や植木などに吹付けない所。●室外機を腐食させたり空気熱交換器への異物の付着や外装を著しく汚染するようなもの(煙突、排気口)のない場所。●昆虫や木の葉によって空気熱交換器の閉塞を招く恐れがあるため、室外機の近傍に街灯などの証明、木立などがない場所。●搬入、据付けに合理的な位置で強度も十分あり、保守サービスが安全に、かつ容易に行える場所。 (既設の建物では、強度、振動伝播上の問題が発生する可能性がありますので特にご注意を要します。)●塩害地区および化学工場内などの腐食性環境での使用が想定される場合はご相談ください。●室外機の吸気口・排気口から雨水が入らないように、軒下等の設置にはご注意ください。●風通しがよく、空気熱交換器からの熱風(夏期)、冷風(冬期)がショートサーキットや滞留しない場所。風通しが悪いと以下の不都合が発生することがあります。 ・熱交換が不十分となり能力が低下します。 ・過酷な運転となり保護装置が作動しやすくなります。 ・エンジンの排気ガスが吸気に混入し、エンジンが不完全燃焼を起こして故障の原因となります。●強い風が室外機の吹出し口に向かって吹付ける場所には据付けないでください。●ピット(押し込み)式の据付けはしないでください。●据付場所の直下や近傍に、騒音、振動を問題にする場所がない所。(特に住居区域においては運転する時間帯など注意が必要です。) ・防振材は必ず当社指定防振架台をご使用ください。 ・オプション品は当社GHP専用設計品で試験確認を行っています。 他のものを使用された場合は、異常振動等の不具合が発生する恐れがありますのでご注意願います。●室外機近傍に、運転音を反射または共鳴する様な壁などがないこと。また、運転音が発生したときに防音壁などを設けるスペースを有すること。●室外機の周囲に広告看板塔や防音壁を設ける場合は、必要スペースが確保でき、かつサービスマンの作業に危険のない場所に設けてください。●冷媒配管長と高低差が規定の範囲内で配管が可能な場所であること。●雨水の浸水や水溜りの恐れのない水はけのよい平坦な場所に据付けてください。●室外機の据付けはファンの吹出し風が隣家に吹付けたり、運転音が伝わらないようにしてください。(特に家屋の密集している所では注意を要します。)●外気温度が0℃以下(Gシリーズは10℃以下)で冷房する場合エアガード(オプション)を使用し、室外機のメモリスイッチの設定が必要です。設定方法は試運転説明書を参照ください。●ドレン排水処理が行える場所であること。●室外機の質量に耐えられ、安定性が保てる水平な場所に設置してください。●空気熱交換器からの吹出空気、およびエンジンからの排気ガスが直接、他に影響を与えない場所。●リニューアル設置の場合 ・既設の室外機とリニューアル設置する室外機は大きさが異なる場合があります。メンテスペースやショ ートサーキットを検討の上、設置スペースの決定を行ってください。 ・基礎はリニューアル設置する室外機に合わせて強度・大きさの検討を行ってください。EHPからのリニューアル設置の場合は、特に室外機質量にご注意ください。 ・基礎ボルトは、必ずM12以上をご使用ください。また基礎ボルトの位置が異なる場合は変更が必要です。 ・EHPからのリニューアル設置で、振動等が問題になる可能性がある場合は、防振架台の設置をおすすめします。●冷(温)風が部屋全体にいきわたるところ。●風の通路に障害物のないところ。●ドレンの排水が確実にできるところ。●室内ユニット重量に耐える強度のあるところ。●天井下面が傾いていないところ。●据付上、サービス上の作業スペースが確保できるところ。特に天井埋込形室内機の場合、点検口、サービススペースが確保されていない場合、点検、修理時にお客様の方で天井開口工事をお願いすることになります。●室内外間配管長が許容配管長となるところ。●可燃性ガスの漏れる恐れのないところ。スマートマルチの工事関係はスマートマルチ専用カタログ・設備設計資料をご確認ください。269特  長ラインアップ室 外 機H タイプ室 内 機H タイプ制御システムD タイプ室 内 機D タイプ制御システムその他工事関係