ブックタイトル2020.11_GHP総合カタログ

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概要

2020.11_GHP総合カタログ

5-2 冷媒配管関係スマートマルチの工事関係はスマートマルチ専用カタログ・設備設計資料をご確認ください。[冷媒追加充填量の算出]工場出荷時には下表の量を冷媒封入しておりますが、現地施工の配管分は含まれておりませんので、現地で追加充填する必要があります。● 追加充填量計算方法追加充填量は、延長配管の液管サイズと長さ(実長)で計算します。下記の式で、冷媒追加充填量を算出し、追加充填してください。● 冷媒追加充填量の記載フロン類を追加充填する場合は、室、外機貼付の記載シールに消滅し難い油性等のインクでフロンの種類・数量を記入しなければなりません。● 冷媒回収・破壊フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています。破棄する場合は、フロン類の回収・破壊が必要です。法令に関するご注意計算例P45 P90 P90 P71 P71 P112 P112室外機YFZP560K1φ15.9(30m)φ6.4(5m)φ15.9(5m)φ12.7(5m)φ12.7(6m)φ9.5(5m)φ9.5(5m)φ9.5(5m)φ9.5(5m)φ9.5(4m)φ9.5(3m)φ9.5(3m)φ9.5(3m)室内機冷媒液管 φ 15.9mmの合計長さ35m=30+5φ 12.7mmの合計長さ11m=5+6φ 9.5mmの合計長さ:::33m=5+5+5+4+3+3+3+5φ 6.4mmの合計長さ:5m※追加充填量は上記算出量の±5%以内にしてください。範囲外の量を充填した場合故障の原因となります。R={(35×0.17)+(11×0.11)+(33×0.054)+(5×0.022)} × 1.15=10.410 追加充填量10.4kgBSユニット● 工場出荷時の冷媒封入量室外機冷媒封入量(kg)YFZP560K118.5YFZP850K126.1追加充填量 R(kg)={(L1×0.35)+(L2×0. 25)+(L3×0.17)+(L4×0.11)+(L5×0.054)+(L6×0.022)}×1.15ここでL3:液管φ15.9の合計長さ(m)L1:液管φ22.2 の合計長さ(m)L2:液管φ19.1 の合計長さ(m)L4:液管φ12.7 の合計長さ(m)L5:液管φ9.5 の合計長さ(m)L6:液管φ6.4の合計長さ(m)● フレアナットの締め付けはダブルスパナで行い、締め付けトルクを適正にしてください。締めすぎによるフレア部破損に注意してください。●( 逆)鳥居配管施工は避けて下さい。圧縮機に重大なダメージを与える恐れがあります。● 配管の曲げはできるだけ大きな半径で行ってください。また配管の曲げなおしを何度もしないでください。● ロウ付は、リン銅ロウの使用をおすすめします。● ロウ付後は、濡れ雑巾等によりフラックスを除去してください。● 冷媒追加充填時は室内機の電源を入れて行って下さい。● 銅管の切断銅管カッタを使い、管の内側にカエリがでないよう切り込みを少なくして切断してください。● 切断後の内面取り専用工具を使い切断面のカエリを取ってください。● フレア加工は専用の拡管工具を使い拡管してください。● 拡管前にフレアナットを入れておいてください。又、フレアナット接続時は、フレア内・外面全面に圧縮機に使用のものと同等の冷凍機油を塗り、最初3回~4回手で回してネジ込んでください。● ろう付をする場合は、銅管の一端より窒素ガスを流しながら行ってください。(ろう付時の絶対条件)その時、銅管の入口をテープでふさいで空気が入らないようにしてください。窒素ガスを流さずろう付しますと圧縮機の損傷等、重大な故障につながります。[冷媒配管工事のご注意]● 窒素ブローは銅管内の酸化皮膜生成を防止します。● ガスブローに他のガスを使用しないでください。● 酸化防止剤は冷媒や冷凍機油に悪影響を与えるので使用しないでください。※冷暖同時機のみ281特  長ラインアップ室 外 機H タイプ室 内 機H タイプ制御システムD タイプ室 内 機D タイプ制御システムその他工事関係