ヤンマーテクニカルレビュー

編集後記

2015年10月27日

季節が巡るのは早いもので、暑かった夏も終わり、秋の深まりとともに本誌も第3号を発行することができました。今回は技術論文、商品紹介に加えて、若干毛色の違う記事を2本掲載いたしました。

1本目は「ヤンマーテクニカルシンポジウム2015(“わいてっく”)」です。

昨年から弊社では前年度に顕著な成果をあげた技術者を集めて、年に1回ヤンマーテクニカルシンポジウム(通称:Ytec(ワイテック))というイベントを開催しています。

本年が2回目の開催になります。2日間の日程で、社内外有識者の講演、優秀技術貢献テーマの報告、特定テーマに関するディスカッション等を実施しています。Ytecに呼ばれることは優秀技術者の証でもあり、名誉なことであると社内で認知されつつあります。普段話をしたこともない技術者同士がYtecという絆によって結ばれることで、研究開発において人を接点とした新たなシナジー効果が出ることを期待しております。

2本目は「研究開発のスピードアップを目的とした情報共有シテムcnct-partner」です。

昨今、弊社では研究開発のスピードアップを目的として社外のパートナー組織(大学、企業等)と連携する機会が増加しています。そのような場合に、安全かつスピーディに技術情報を交換するために用いる情報システムがcnct-partnerです。本システムでは交換する情報の重要度と情報交換先のパートナー組織の情報管理レベルとを考慮したうえで、情報開示レベルを決定し、セキュアな情報交換基盤を提供します。利用者は安心して、スピーディに情報交換が可能となり、結果として研究開発のスピードアップに寄与することを期待しております。

今後も本誌において、このような研究開発を支えるしくみ、情報システム等についてご紹介して参ります。弊社の取組みについてご興味を持っていただけましたら幸いです。
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