乾燥工程では、大きく分けて二つの乾燥方式を採用しています。

火力乾燥方式

火力乾燥機は、熱風で穀物を効率良く乾燥します。カントリーエレベーター・ライスセンターの乾燥方式で最も普及しているシステムです。

除湿乾燥方式

火力を使わず、空気中の水分を除去して一定の乾いた空気を作り、自然で緩やかに穀物を高品質に乾燥するDAGシステム。
火力乾燥方式に比べ灯油を使わないためCO2の発生がなく、環境保全型乾燥が行えます。

角ビンシステム

角型ビンとDAGを組み合わせた角ビンシステムは多品種、多品目、小ロットの荷受・乾燥に対応できます。断熱仕様の角型ビンは、貯蔵も可能なため、サイロが不要です。
ナチュラルミニは、カントリーエレベーターやライスセンターと同じ角ビン方式で乾燥と貯蔵を行うことができます。

丸ビンシステム

内部に攪拌装置を備えた丸型の乾燥貯蔵ビンとDAGを組み合わせた丸ビンシステムは、ローテーション作業が不要で作業性に優れています。断熱仕様の丸型ビンは、乾燥後はそのまま貯蔵もできます。
ライスキャビンは、小規模の処理能力の丸ビンシステムで、撹拌装置で、均一に撹拌しながらゆっくりと乾燥させます。