柴田 正成さん
松山株式会社 営業部 販売企画課
エコトラデルタの長い接地長と揺動式クローラにより、トラクターの上下動を抑え、安定した作業姿勢を実現。
湿田での耕うんや代かきも高い精度でムラなく行えます。
接地面積が広く、ホイル比約1/3の低接地圧で、高い走破性を発揮し、降雨後のほ場でもすぐに作業することができます。
天候に左右されず、計画的な作業が行えます
接地圧の低いエコトラデルタなら、土を踏み固めることなく、根張りのよい環境を保ち、高品質な生育に貢献します。
松山株式会社 営業部 販売企画課
代かきをキレイに仕上げるためには、ほ場の凹凸による沈み込みが少なく、安定した作業姿勢を保つことが大切です。特に、土をこねすぎることなく、一度で均平に仕上げるためは、前後、左右での安定性が欠かせません。
その点、エコトラデルタの接地面積の広いクローラは作業姿勢が安定するので、わが社のウィングハローの性能を最大に発揮することができると思います。また、直進性、けん引力ともに優れているので、ハンドルを取られることなく、効率的に、快適に作業できるのも魅力のひとつですね。クローラには、左右への泥の押し出しという特性がありますが、ウィングハローは押し出される泥を機体中央部へ戻すことのできる「ソイルスライダー」を装備しているので、クローラの跡もキレイに仕上げることができます。
さらにエコトラデルタの無段変速は、ほ場条件に合わせて最適な速度を簡単に調整できるので、ムラがなくつなぎ目のキレイな均平作業が行えます。
今後、ほ場条件や作業用途への適応性が求められることから、ますますエコトラデルタへの関心が高まるのではないでしょうか。わが社も、ハーフクローラの特長を最大限に引き出すことのできる作業機の開発に力を入れ、エコトラデルタにベストマッチングな作業機の提案をしていきたいと思います。
左右の泥の押し出しを中央に戻す「ソイルスライダー」を装備したウィングハローとエコトラデルタとのマッチングで一工程で均一に仕上げます。
作業時間が約2/3の高速作業。燃費も約15%カットできる省エネ代かきです。
土と水の流れを内側に集める新整流方式「サイバー・フロー・コントロール」と作業深さをひと目で確認できるレベリングアイコンで、キレイな仕上がりを実現しました。
砕土性・埋込み性能がアップした、『G爪』を採用。爪の減りが少なく、より長持ちします。
2013年1月発行「トンボプラス1号」より転載