令和4年度 活動記録

Yamaoka Hanasaka Academyで奨学生証書授与式を開催

2023年1月14日

1月14日、タイのYamaoka Hanasaka Academyにて奨学生証書授与式を行いました。コロナ禍により延期が続いておりましたが、3年ぶりに対面での開催となりました。

Yamaoka Hanasaka Academy前での集合写真

奨学生証書授与式では、今年度奨学生となった中学生1名と高校生9名に内田常務理事から奨学生証書と記念品のタオルが手渡されました。

奨学生証書と記念品授与の様子
授与式の様子

当会は2016年から活動を続けており、卒業生の中からタイのユース世代の代表に選ばれる選手も出てきております。“HANASAKA”のコンセプトのもと、引き続きスポーツで夢を叶えたい若い力を応援していきます。

研究発表会 ~研究を通して全国の奨学生が交流~

2022年11月11日 ヤンマー中央研究所
11月12日 HOTEL & RESORTS NAGAHAMA

3年ぶりに、全国の奨学生が一堂に会して研究発表会を開催することができました。奨学生はまず、米原市のヤンマー中央研究所に集合。ヤンマーで働く先輩奨学生の案内で所内を見学しました。午後からホテルの会場に入り、日頃の研究成果を披露。異なる分野のテーマにも熱心に耳を傾け、研究者として大いに刺激を受けたようです。夜は懇親会で和やかなひと時を過ごし、その後もアドバイザーの先生方も交えて夜が更けるまで語り合いました。こうした人と人との繋がりは、人生の貴重な財産です。奨学生の皆さんがこれからも山岡育英会のメンバーとして、さらに強い絆で結ばれることを願っています。

インドネシア中学生の奨学生証書授与式を開催

2022年10月5日

10月5日、インドネシア スラバヤにあるYADINで中学生の奨学生証書授与式が行われました。今年7月に選考の面接を行い、68名の候補者の中から優秀な生徒15名が選ばれました。

奨学生証書授与式では、15名の奨学生に内田常務理事から激励の言葉とともに奨学生証書と記念品の文房具が手渡されました。

また、今回の奨学生証書授与式には卒業する奨学生も参加しており、当会から記念品のタオルをプレゼントしました。記念品を受け取った卒業生代表からは、「勉強とスポーツを続けていくうえで、奨学金は大変ありがたいものでした。サッカーが大好きなので、いつかチャンスがあれば、日本のサッカークラブに参加したいです」と感謝の気持ちと夢が語られました。

新しく奨学生となった皆さん
新しく奨学生となった皆さん
卒業生の皆さん
卒業生の皆さん

インドネシア大学生の奨学生証書授与式を開催

2022年10月4日

10月4日、インドネシア大学生奨学金プログラムの第5期生となる10名の奨学生証書授与式をジャカルタにあるPT. YANMAR DIESEL INDONESIA(以下YADIN)にて実施しました。

コロナ禍で奨学生へのお祝いの言葉はビデオメッセージで送っており、当会が現地で奨学生証書授与式に参加するのは3年ぶりでした。

YADIN川尻社長から奨学生へ奨学生証書と記念品のタオルが手渡され、奨学生代表からは奨学金プログラムに対する感謝の気持ちが伝えられました。

当会は、経済的に恵まれない成績優秀な両校の学生に対して2年間奨学金を給付し、学業を続けることができるよう支援していきます。

ダルマプルサダ大学の奨学生の皆さん
ダルマプルサダ大学の奨学生の皆さん
ボゴール農科大学の奨学生の皆さん
ボゴール農科大学の奨学生の皆さん

奨学生証書授与式 ~3年ぶりに対面で式典を開催~

2022年6月24日
UMEDAI大阪梅田会議室・ヤンマー本社ビル

今年度もやる気と才能にあふれた、新奨学生を迎えることができました。奨学生証書授与式は3年ぶりに対面形式で開催。新型コロナウイルス感染症対策を徹底するため、ヤンマー本社ビル近くの大会議室で行いました。

初めて顔をあわせ、幾分緊張した面持ちの新奨学生でしたが、香月正司評議員から奨学生証書を無事受け取ると少しホッとした様子。その後、自己紹介で現在取り組んでいる研究や趣味、バイト先の楽しいエピソードなどが披露されると、マスク越しにも笑みがこぼれました。先の見えないコロナ禍ではありますが、こうして一堂に会することで大いに親睦を深めることができたようです。またこの日は短い時間ではありましたが、ヤンマー本社ビルの見学や茶話会も開催。和やかなひと時を過ごし、積極的に連絡先を交換する奨学生の姿も見られました。これからは大学や専門分野の枠を超えて切磋琢磨し、山岡育英会のメンバーとしての絆が深まることを願っています。

Than Phu Ying Chanthima Phumg baramee 高等学校で奨学生証書授与式を開催

2022年6月14日

6月14日、タイのThan Phu Ying Chanthima Phumg baramee 高等学校(以下、プンバラミー高校)にて奨学生証書授与式を執り行いました。 コロナ禍により延期が続いておりましたが、コロナ感染防止対策を行ったうえで、3年ぶりの開催となりました。

同校は産業や観光資源に乏しく、三度の食事をとることもままならない非常に貧しい地域にあります。国王ラーマ10世の妹であるシリントーン王女がその状況を憂い、質の高い教育が受けられ、給食が食べられるようにと私財を投じてこの学校を設立しました。当会は王女の活動趣旨に賛同し、同校のなかでも特に優秀で、最も支援を必要とする学生を対象に2016年度から奨学金を給付しています。

式典は生徒によるタイ伝統の歓迎ダンスから始まり、現地の校長先生が日本語によるスピーチを行いました。その後、生徒や奨学生の保護者に対して育英会の紹介を行い、事業内容などの理解を深めていただく場にもなりました。

今年は10名の高校生に対し、内田常務理事から直接奨学生証書が手渡され、激励の言葉が送られました。また、卒業された奨学生の中には、大学卒業後にプンバラミー高校に教師として戻る予定の卒業生がおり、式典の中で奨学プログラムに対する感謝の気持ちを述べられました。

今回は育英会からプンバラミー高校へ理科室の机を6つ寄贈し、早速子供たちが授業で使用しています。

校内見学終了後は学生へのインタビューを行いました。将来の夢をしっかりと持っている生徒が多く、ほとんど全員が大学へ進学したいと回答しましたが、50%の学校生徒は金銭的な理由により働かざるをえない現状が続いています。

この奨学金支援によって、貧しい地域であっても意欲のある子どもたちが、将来の夢を叶えるために大学へ進学できること、将来タイや世界で活躍する人材となられることを願っています。

奨学生との集合写真
左:生徒によるタイ伝統の踊り、右:証書授与時
寄贈した理科室の机