環境

製品

製品GHG排出量の把握とGHG排出量削減に向けた技術開発

ヤンマーグループでは、Scope3 カテゴリー11「販売した製品の使用」時におけるGHG排出量の算定を行っています。2022年度は、算定範囲の拡大を行い、対象となる製品の洗い出しと、それに伴う基準年の算定値の見直し等を行いました。引き続き、算定値の精度向上に取り組んでいきます。

また、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」(YGC2050)で掲げたGHG排出量削減目標の実現に向けて、水素やバイオ燃料などのカーボンニュートラル燃料対応エンジン、バッテリーを含む電動パワートレインなど、多様なグリーンエネルギーに対応できるグリーンパワートレインとそれらを搭載した農業機械や建設機械などの開発、市場投入を推進します。

さらに、お客様の活動において使用するエネルギーと、使用時に発生するロスを最小化するため、効率的なエネルギー変換と利用管理を行うエネルギーマネジメントシステムや、今まで捨てられていたエネルギーを電気や利用可能な熱に変換し、有効活用するソリューションなどを提供します。

これにより、2050年までにすべてのプロダクトを、これから進展する多様なグリーンエネルギーに対応できるようにしていきます。

製品リサイクルの推進

製品・サービスのリサイクルや廃棄に関する取り組み

ヤンマーグループは、各国のリサイクル法令の遵守、製品に含有される環境負荷物質の削減、製品情報の提供・公表などの取り組みを行っています。また、製品設計段階においてリサイクル・省資源に関するアセスメント評価や分解作業性を考慮した製品設計を採用することにより、従業員の意識向上に努めています。

「YGC2050」では、製品リサイクル率に関する数値目標を設定しています。2022年度は、製品のリサイクル可能率と、製品が回収された割合を示す製品リサイクル率の算出を行いました。2023年度は、製品のリサイクル可能率向上に向けた社内ワーキンググループを立ち上げ、対策を進める予定です。

関連情報

YANMAR GREEN CHALLENGE 2050

YANMAR GREEN CHALLENGE 2050

循環する資源を基にした環境負荷フリー・GHGフリー企業への挑戦(YANMAR GREEN CHALLENGE 2050)についてご紹介します。

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