リバーサレバー
(F)が前進、(R)が後進。ハンドル左手元にあり、指先の軽いタッチで切替えができます。電子制御によりショックやタイムラグも少なく、スムーズにつながります。操作フィーリングは好みに合わせて調整できます。
無段変速
作業に合わせた最適な車速に調整できる無段変速
ノークラッチ、
主変速レバーを
指先ひとつで操作。
最適な車速に調整できます。
有段変速
2速(2.0km/h)と3速(4.0km/h)の間の速度なので、2速では遅すぎる。3速では速くてもきれいに仕上がらない。
無段変速
3.0km/hジャストで作業できる。美しく仕上がる最適速度で作業できるので効率がよい。
I-HMT
高い伝達効率で、大きな負荷がかかるけん引作業も余裕
ヤンマーは、独自に無段変速トランスミッションを開発し、いち早く農業機械に取り入れてきました。
その最終進化形ともいえるのがI-HMTです。相反する要素である操作性と伝達効率を両立し、力強く安定した作業を可能にしました。
トランスミッションの種類
有段変速
機械式:クラッチを切り、変速レバーでギアチェンジをして変速。変速時の操作が多く、一旦動力が絶たれるので変速時にショックが発生するが、伝達効率は高い。
無段変速
HST:油圧ポンプと油圧モーターを利用して動力を伝達。変速ショックが少ないが、油圧により動力を伝えるため伝達効率は劣る。コンバイン等に使用されている。
HMT:エンジンからの出力とHSTを利用することでHSTよりも高い伝達効率を実現。しかも変速ショックの少ないスムーズな変速を可能に。後進およびロータリー作業など低速作業域ではHSTを利用し、けん引作業など高速作業域ではHMTを利用することで伝達効率を高めている。
ノークラッチで一時停止・発進
無段変速で、オートマ車と同じ感覚で操作できます。
ノークラッチで操作も変速ショックもなく、疲労も軽減。
作業中の一旦停止・発進はブレーキ操作だけでOK
1 ノークラッチブレーキストップ
クラッチペダルを操作することなく、ブレーキを踏むだけで停止、離せば発進。
2 アクセル連動ペダル変速
副変速2速での走行時はアクセルペダルを踏み込むだけで無段変速し、ゼロから最高速度まで自動変速できます。
ノークラッチで前・後進の切替え
前・後進の切替えはリバーサレバーだけでOK
A/Bモード自動切替
作業と旋回の切替えも簡単スムーズ
隣接耕うん / パワーハロー
操作の手間を省き、低燃費&高能率を実現
作業と旋回の際の車速とエンジン回転が、自動で切り替わります。
Aモード
作業では、能率の上がる仕上がりのきれいな車速と、作業に必要なエンジン回転に。
Bモード
旋回時は、エンジン回転を上げずに燃費よく旋回しやすい車速に。
小回り旋回
前輪倍速+オートブレーキで小回り旋回
旋回時は前輪が直進時の倍の速度で旋回する「前輪倍速」と、自動で内側の後輪に半ブレーキをかける「オートブレーキ」によって、ほ場の荒れが少ない小回り旋回ができます。
スマートパイロット
次世代の農業を拓く、ヤンマーのテクノロジー。
SMARTPILOT®(スマートパイロット)は、位置情報やロボット技術などのICTを活用して農作業の省力化・効率化、高精度化を実現する自動運転技術を搭載した農業機械シリーズの総称です。
スマートアシスト(オプション)
万全サポートがあれば、仕事に打ち込める。
スマートアシストは、GPSアンテナおよび通信端末を搭載した農業機械から発信される稼働状況やコンディションの情報をもとに、お客様の作業改善や経営改善を実現するサービスです。