助成先一覧
<研究テーマ>
海藻分解小動物の腸内複合微生物群による海藻(褐藻)の完全分解(再資源化)系の解明
- 研究の概要
- 漂着海藻(褐藻)のみを旺盛に摂食し生存している海藻分解小動物がいる。
この海藻分解小動物特有の腸内複合微生物群による褐藻の完全分解(再資源化)系を解明し、海洋資源の更なる活用を図る。
- 研究者 :
- 石川県立大学 生物資源工学研究所 河井 重幸 教授
- 助成期間:
- 2019年4月1日~2020年3月31日
- 助成額 :
- 120万円
研究の成果についてうかがいました
- Q1:完了報告書の「今後の予定」で記載された取り組みは計画通り展開できましたか?
-
研究対象である海藻分解小動物について、腸内菌叢が褐藻およびろ紙の分解に果たす役割の解明を目的に、抗生物質を用いた検証を行いました。しかし、腸内菌叢の具体的な役割を明らかにするには至りませんでした。また、細菌と真菌の存在比ならびに各サンプル間における存在比を解析するため、定量的PCRを実施しましたが、腸管由来DNAを十分量確保できず、信頼性の高い結果を得ることはできませんでした。一方で、ハマトビムシの腸管においては、分解酵素に関連する遺伝子を特定することができました。
- Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
-
本研究で得られた知見は、油糧酵母を活用した褐藻利用研究など、別のアプローチによる資源活用研究に応用されています。
- Q3:本研究の継続をしていない場合、その理由をお聞かせください(例:区切りがついた、研究対象を変更した、など)
-
研究対象の見直しを行い、新たなテーマへ移行しました。
(2026年2月ヒアリング)
- >助成研究のその後 一覧に戻る
