YESSA 公益社団法人ヤンマー資源循環支援機構

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助成先一覧

<研究テーマ>
輸入トウモロコシ不使用の高付加価値鶏肉の生産による資源循環型農業の確立

研究の概要
休耕田の活用と食料自給率上昇を目指し活用が進められている飼料米であるが、生産量は年間約50トンに過ぎず、年間約1000万トン以上輸入されている飼料用トウモロコシには遠く及んでいない。当研究はトウモロコシを飼料用米に置換すると食味向上することを見出しており、本研究では輸入トウモロコシ不使用の国産鶏肉生産による資源循環型農業の確立を目指し、飼料米による国産鶏肉の食味向上の機構を解明する。
研究者 :
神戸大学 大学院 農学研究科 本田 和久 教授(助成時 同大学 准教授)
助成期間:
2019年4月1日~2020年3月31日
助成額 :
90万円

研究の成果についてうかがいました

Q1:完了報告書の「今後の予定」で記載された取り組みは計画通り展開できましたか?
(1)季節商品としての飼料米給与鶏肉の販売
2024年冬に、配合飼料中のトウモロコシを国産米に置き換えた鶏肉を、近畿・四国地方において販売しました。
(2)飼料米給与期間の検証
飼料米給与により特徴的な肉色を有する鶏肉を生産するためには、出荷前3週間にわたり飼料米主体の飼料を給与する必要があることを明らかにしました。本成果は学術論文として公表しています(Nishikawa et al., The Journal of Poultry Science, 61, jpsa.2024007, 2024)。
(3)飼料米と飼料用赤色色素の併用効果の検証
飼料米給与鶏肉の肉色改善には、パプリカ色素よりもカンタキサンチンの併用が有効であることを確認しました。
Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
本助成研究の成果を発展させ、飼料米主体飼料のタンパク質含有率を低減することによる窒素排出量削減を目的とした研究を進めています。これは、地球温暖化防止への貢献を視野に入れた取り組みです。
Q3:本研究の継続をしていない場合、その理由をお聞かせください(例:区切りがついた、研究対象を変更した、など)
本研究は内容を発展させながら継続しています。

(2026年2月ヒアリング)

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