YESSA 公益社団法人ヤンマー資源循環支援機構

マイページログインはこちら

文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

助成先一覧

<研究テーマ>
ベトナム中部高原における有機廃棄物の堆肥化、農地還元による循環資源化の実証的研究

研究の概要
現地では、膨大な量のコーヒー果肉残渣の不法投棄及び化成肥料、除草剤の大量投入による地力低下や地下水汚染解消が深刻化している。この問題解消のため、不法投棄されたコーヒー果肉残渣を地域の循環資源としてリサイクルする実証システムを構築する。
研究者 :
岡山大学 環境生命自然科学研究科 嶋 一徹 教授
助成期間:
2019年4月1日~2020年3月31日
助成額 :
90万円

研究の成果についてうかがいました

Q1:完了報告書の「今後の予定」で記載された取り組みは計画通り展開できましたか?
本研究は、ベトナムにおいて大量に不法投棄されている有機性廃棄物(コーヒー果肉滓)を堆肥化し、農地へ継続的に施用することで地力維持および収量確保を図ることを目的として実施しました。
本助成により堆肥化試験装置を試作し、簡易な方法でも十分な効果が得られることを実証しました。あわせて、現地モデル農園の運営体制を構築しました。
Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
助成終了後も、現地農業法人および協力農家と連携し、栽培実証モデルを自己資金により継続運用しています。2025年度時点で、野菜栽培農家(法人)3件およびコーヒー栽培農家5件が、コーヒー果肉滓堆肥を活用した有機栽培を実施しています。このうち1法人はベトナム政府の有機認証を取得し、大都市圏での有機野菜直販事業を開始しました。また、コーヒー栽培農家では日本の商社と契約を締結し、オリジナルブランドとして販売を開始しています。これにより、安定的な収益確保が見込まれています。
Q3:本研究の継続をしていない場合、その理由をお聞かせください(例:区切りがついた、研究対象を変更した、など)
本研究は内容を発展させながら継続しています。

(2026年2月ヒアリング)

>助成研究のその後 一覧に戻る

このページを印刷する

このページのトップへ