YANMAR TOKYO

YANMAR TOKYOは
カーボンニュートラルを達成しています。

YANMAR GREEN CHALLENGE 2050

次の世代が
豊かに暮らせる社会を目指して

ヤンマーは、A SUSTAINABLE FUTUREの実現を目指し、YANMAR GREEN CHALLENGE 2050の活動を推進しています。
YANMAR TOKYOでは、そのコンセプトビルとして、トータルエネルギーソリューションでカーボンニュートラルを実現。
次の世代が豊かに暮らせる社会を目指しています。

エネルギー効率の良いヤンマー機器と再生可能エネルギーを屋上に配備しているほか、
壁面緑化やLow-eガラス、自然換気などの建設的な省エネルギー手法も採用

ZERO CO2実現に向けたロードマップ

YANMAR TOKYOでは壁面緑化などの建築的な取り組みのほか、省エネ機器の採用等によるCO2削減、グリーン電力の調達、カーボンニュートラルLNGの調達というカーボン・オフセットの取組みを実施する事で、CO2排出量ゼロを目指します。

STEP1建築的取り組み

・Low-E複層ガラス
・壁面緑化、屋上緑化
・エコルーバー

STEP2設備活用

・CO2制御
・外気冷房
・大温度差送水
・高効率LED
・調光制御

STEP3省エネ運用

・コージェネレーションシステム+ジェネリンク
・高効率GHP(ガスヒートポンプエアコン)
・空気式放射空調
・自然換気

・太陽光発電、風力発電
・タスクアンビエント照明
・EMS(エネルギーマネジメントシステム)

STEP4技術革新

・コージェネレーションシステム、GHPの高効率化
・照明、ファン、ポンプの高効率化
・シンクライアント化
・ライフスタイル変化による人員密度減少

【試算条件】
・対象エリア:オフィスエリア
・CO2排出係数:商用電力 0.555kg-CO2/kWh、都市ガス 2.277kg-CO2/kWh(ヤンマー本社ビル基準)
※2021年2月現在⇒ 0.441kg-CO2/kWh、都市ガス 2.19kg-CO2/kWh

トータルエネルギーソリューションで
カーボンニュートラルの実現へ

エネルギー効率の良いヤンマー機器の採用による電力自給率向上

ガスエンジンコージェネレーションシステム・ジェネリンク

420kWのガスエンジンコージェネレーションシステムを設置。都市ガスを燃料として発電し、400kWクラスの出力帯において世界トップクラスの発電効率42.6%を実現しています。発電時にエンジンから発生する排熱も有効活用することができ、温水をジェネリンクに投入し、オフィスやテナントの冷暖房などに利用することでエネルギー使用量やCO2排出量の削減を実現しています。

快適性の高い空調システムによる省エネ対策

GHP(ガスヒートポンプエアコン)・GHPチラー

エアコンの室外機であるガスヒートポンプエアコン(GHP)を、屋上に28台、2階と3階の間にある免震層に9台設置し、フロア全体の空調を担っています。
都市ガスを燃料として動かしているため、通常の電気式エアコンに比べて電力の使用量10分の1以下で運転することが可能です。

太陽光、風力などの再生可能エネルギーによる発電

太陽光・風力発電

屋上には、自然エネルギーを利用した再生可能エネルギー発電設備を2種類設置しています。垂直軸風車を採用した1kWの小型風力発電機は、プロペラタイプに比べ低騒音、かつ低振動で、微風でも効率良く回転エネルギーに変換することができます。また、ビルの壁面に設置している10kWの太陽光パネルは、屋上スペースの限られる都市型ビルでも効果的に発電することが可能です。

Low-eガラス、壁面緑化、自然換気などの
建築的な省エネルギー手法の採用

Low-eガラス等

約750平方メートルの壁面緑化や屋上緑化を取り入れています。利用者のアメニティ向上や、地域の生態系の回復、大気汚染物質の吸着に貢献します。他にも、Low-e複層ガラスを採用することで、夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を高めるなど、様々な省エネルギー手法が採用されています。

グリーン電力、カーボンニュートラルガスの使用

グリーン電力・カーボンニュートラルガス

太陽光、風力、バイオマスなど、自然を利用した「再生可能エネルギー」で作ったグリーン電力や、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを吸収量を増やす活動などにより「実質ゼロ」にしたカーボンニュートラルガスを使用することで、実質CO2発生率0%を実現しています。

システムフロー
コージェネレーションシステム(CGS)とは燃料である重油やガスを燃焼させて発電するとともに、その際に発生する熱を冷暖房や給湯などの用途に有効利用するシステムです。
中間期は、自然換気促進用コイルユニットとランキンサイクル発電機(将来設置予定)での排熱利用により、年間を通して高い排熱利用率を実現します。
コージェネレーションシステム(CGS)の電気と熱のフロー

カーボンオフセットの取り組み

カーボンオフセットとは?

CO2などの温室効果ガスについて、まずはできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても削減できない温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資をすること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせる、という考え方です。
YANMAR TOKYOではグリーン電力の購入等によりカーボンオフセットに取り組んでいます。

日々の活動でCO2が発生

建設的な取組みとコージェネレーション・高効率GHP等によるCO2削減

削減できないCO2をオフセット

主な取り組み

グリーン電力
環境価値を含む再生可能エネルギー100%のクリーンな電力を調達しています。(カーボンオフセット対象)
カーボンニュートラルガス
天然ガスの採掘から燃焼の工程で発生する温室効果ガスを森林保全・植林等の活動から創出されるクレジットで相殺し、カーボン・オフセットを実現しています。
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