IntegriCulture

インテグリカルチャー株式会社

会社概要

2023年7月1日現在

会社名
インテグリカルチャー株式会社
所在地
東京都文京区本郷四丁目1番3号7F
役員
代表取締役
羽生 雄穀
設立日
2015年10月23日
コーポレートサイト
https://integriculture.com/

事業概要

当社は培養肉・培養魚肉・セルアグコスメ(化粧品)を含む細胞性製品の製造技術を、幅広いプレイヤーが利用可能な産業インフラとして、生産機器、資材、サービスという形で提供している。このインフラによって、安全で安価な細胞性食品をはじめ、様々な細胞農業製品が世界中で入手可能になる「細胞農業の大衆化」をミッションとしている。このサービスを実現するコア技術である”CulNet System”では、再生医療研究などで行われてきた細胞培養を、食品の製造というまったく異なる前提で構築し直しており、国際的に特許も成立している。

強み

海外のベンチャーも培養肉を開発しているが、製造過程で血清成分を大量に使う。血清成分は極めて高価なうえ、食品添加物としての適法性や消費者受容など複数の課題がある。培養機器についても、市中の従来品は医療グレードであり、価格が見合っていない。そのため現状では、培養肉の価格は1kgで10万円を超え、値段と品質に引き続き技術的な課題がある。さらに食品ブランドは根本的に非常に流動的な存在で、個別のブランド商品を開発しても市場に定着しないリスクが大きい。

対して、血清成分が不要で、多種多様な細胞を培養可能な当社ソリューションは、より消費者の需要に合致した様々な商品を顧客サイドで安価に製造可能である汎用性を持ち、食品ブランドの流動性の影響を受けにくいポジションにある。機器についても、食品の製造という新たな前提で当社のコア技術として独自開発されており国際的に特許も成立している。