安全にお使いいただくために、下記のポイントは必ず守りましょう。
ほ場の地形や散布区域、周辺の障害物のほか、人や車の通行状況なども事前に確認しましょう。特に、ほ場内や周辺にある電柱・電線・支線などは、飛行時の接触事故につながるおそれがあります。また、軟弱地や不安定なあぜ、雑草で隠れた水路などで、オペレーターが転倒する危険があります。普段からよく知っているほ場でも、作業前に現地を確認することが大切です。周辺の道路や施設、離着陸地点なども確認し、オペレーターとナビゲーターで情報を共有しておきましょう。
安全に作業するために、当日の天候や風向き・風速、機体の状態、周囲の状況を確認しましょう。また、農薬や肥料などが周辺に飛散しないよう十分注意しましょう。少しでも不安がある場合(雨天や風速3m/sec以上の場合など)、無理に作業を行わず、安全を確認してから作業を開始しましょう。
散布作業中は、飛行する機体との距離を十分に確保しましょう。オペレーターだけでなく、ナビゲーターや周囲の人も機体に近づかないよう注意し、機体から20m以上離れて作業しましょう。周囲に人や車両が近づいた場合にも十分注意し、安全を確認しながら作業を行うことが大切です。
電柱や電線、樹木などの障害物がある場合は、十分な距離を確保して飛行しましょう。特に進行方向に障害物がある場合は、安全確保エリアを設け、障害物から15m以上の安全マージンを確保することが大切です。また、障害物から15m以内で散布する場合は、障害物に対して平行になるように散布するなど、安全な飛行ルートを設定しましょう。
ドローンを安全に運航するためには、作業時の安全確認だけでなく、必要な手続きや記録を適切に行うことも大切です。特定飛行を行う場合は、事前に飛行計画を通報し、飛行・点検・整備などの必要事項を飛行日誌に記載の上、認定書・飛行承認ともに携帯しましょう。
暑い時期の作業では、熱中症だけでなく、集中力や判断力の低下にも注意が必要です。暑さによる疲労や焦りから、障害物の確認がおろそかになったり、オペレーターとナビゲーターの連携が十分に取れなくなったりすることがあります。十分に水分を補給し、こまめに休憩を取りながら、時間に余裕を持って作業しましょう。
モーター・ESC・バッテリーの熱ダレにも注意が必要です。触れられないほど熱くなっている場合は、作業を中断して日陰で休ませましょう。
万が一、事故や重大なトラブルが発生した場合は、まず周囲の安全を確保しましょう。負傷者がいる場合は必要な救護を行い、事故や重大インシデントに該当する場合は、定められた方法で報告する必要があります。万が一の場合にも落ち着いて対応できるよう、あらかじめ必要な対応を確認しておきましょう。
農作業安全のためのチェックポイントは上記以外にもたくさんあります。普段の生活にプラス安全を意識し、取扱説明書をよく読み、安全のために日常点検を行うとともに、機械を常に正常な状態でお使いください。
また、年1回の点検整備を必ず受けるようにしましょう。
農作業安全のためには、日ごろの機械のお手入れも大切です。
ヤンマー製品の取扱説明書をダウンロードできます。