管理機

「農作業安全」のポイント

安全にお使いいただくために、下記のポイントは必ず守りましょう。

1. 作業は基本的に前進で行いましょう

後進作業は禁止!!

ロータリー付きの管理機では、ハンドル正転時の後進作業は危険です。後進したいときは、ロータリーを切って行いましょう。

  • ハンドルが180°回転できる管理機は、ハンドルを逆転させた状態で、後進作業が行えます。
  • 「バックけん制装置」が付いている機械は、後進へ変速するとロータリーの回転は止まります。

2. ロータリー作業や車軸作業ではダッシュに注意しましょう

スピードの出しすぎ急発進 急停止・急旋回 厳禁!!

地面が硬い、石を噛むなどの場合、ロータリーを急に地面に降ろすと、回転すり爪の勢いで、機械が思わぬ方向に飛び出す(ダッシュする)ことがあります。いつでも主クラッチが切れる姿勢で作業しましょう。

3. バックするときは障害物に注意しましょう

危ない!!後方注意

バックするときは、転倒しないように足元に十分注意し、後方に障害物がないか確認しましょう。また、障害物と機械との間に挟まれないよう注意してください。

4. 積み込むときは前進、降ろすときは後進で移動しましょう

積み込みは前進 降ろすときは後進で

管理機をトラックに積み込むときはアユミ板を使い、積み込みは必ず前進で、また降ろすときはバックで降ろしましょう。バランスを崩し、転落などの事故の原因となるおそれがあります。

  • アユミ板は幅・強度が十分あって、段差の4倍以上のものを使いましょう。

5. 車軸作業機装着時の積み降ろし時は、移動輪で行いましょう

うわっ!車軸の爪が引っかかった!!

ロータなどの車軸作業機を取り付けているときにトラックへの積み・降ろしを行うと、アユミ板などの車軸の爪などが引っかかり危険です。
いったん、ホイルに付け替えるか移動輪を取り付けて、アユミ板を使って積み・降ろしを行いましょう。

6. 管理機の掃除・点検を行うときは、必ずエンジンを停止してから行いましょう

エンジンを止めてから!

回転部の調子を見ようと、エンジンをかけた状態で、点検・調整を行ったりすると、機械に巻き込まれてケガをするおそれがあります。必ずエンジンを停止してから行いましょう。

農作業安全のためのチェックポイントは上記以外にもたくさんあります。普段の生活にプラス安全を意識し、取扱説明書をよく読み、安全のために日常点検を行うとともに、機械を常に正常な状態でお使いください。
ヤンマーではセルフケアの他に、整備士による定期点検も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

関連情報

メンテナンス情報

農作業安全のためには、日ごろの機械のお手入れも大切です。

取扱説明書ダウンロード

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