01なぜヤンマーが
サッカーに取り組むのか
ヤンマーはまだ日本にプロリーグがなく、単なるマイナースポーツだった時代から、サッカーに注目し取り組んできました。それはサッカーが企業の発展に欠かせない「組織性」と「グローバル性」を持つスポーツだからです。
組織性の観点では、「チームの方針を踏まえて、試合展開の中で各選手が適切な判断を行う必要がある」「選手一人一人が、スピードやタイミングを意識して適切にボールを動かす必要がある」「監督、コーチ、キャプテンなど様々な立場で、意志の統一や士気の向上といった統率力の発揮が求められる」というサッカーの特徴を踏まえて、サッカーで勝つために必要なことと、企業が成長するために必要なことには共通点があると考え、サッカーの取り組みを企業活動に応用させてきました。
またグローバル性の観点では、サッカーチームとして外国籍選手を日本に呼び寄せたのもヤンマーが初めてです。1960年代からブラジルと日本の選手(社員)交流を通じて、組織にグローバル性を養ってきたのです。
現在では、グローバルにビジネスを展開するうえで、セレッソ大阪というサッカークラブのメインスポンサーであることが、企業としての信頼獲得につながっているという点で、グローバル性を実感しています。