お知らせ

整備工場における不適切な分解整備作業の実施について

2018年11月22日
ヤンマーアグリジャパン株式会社

ヤンマーアグリジャパン株式会社(以下「弊社」といいます。)は、必要な認証を受けていない弊社整備工場で、分解整備作業を実施していたことを社内調査により把握しました。本件により弊社が販売する農業機械をご愛用いただいているお客様をはじめ関係各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことについて、心よりお詫び申し上げます。
なお、本件に関する状況につきましては、農業関連事業を統括しますヤンマーアグリ株式会社より、監督官庁の国土交通省に報告いたしました。
今後の対応を含めた本件の詳細につきまして、下記の通りご報告させていただきます。

1.概要

公道において時速35km以上で走行可能なナンバープレート付きトラクターは大型特殊自動車に区分され、道路運送車両法に基づく検査(車検)を受ける必要があります。また、その検査にともなうか否かを問わず、分解整備作業は「自動車分解整備事業」の認証を受けている整備工場で実施されなければなりませんが、その認証を受けていない弊社の一部の整備工場で分解整備作業を実施していたことが判明しました。

2.原因

公道を時速35km以上で走行可能なナンバープレート付きトラクターは、「自動車分解整備事業」の認証を受けた整備工場でなければ分解整備作業ができませんが、一部の整備工場で、車検整備をともなわない修理作業は可能であるとの理解のもと整備作業を行ってしまいました。

3.経緯

本年10月、ヤンマーアグリ株式会社より確認を求められ、社内調査を実施したところ、一部の整備工場において不適切な分解整備作業が実施された事実を把握するに至りました。

4.対象整備工場

東北支社 木造アグリサポートセンター(青森県)

5.対象台数

認証を受けていない整備工場において分解整備作業を実施したトラクターの台数は、1台です。

6.再発防止策

分解整備作業の適切な実施に向け、遵守すべき法令の再徹底および運用ルールの明確化とともに、各整備工場の運用状況を定期的に監査することによって、再発防止の徹底を図り、信頼回復に向け努力してまいります。

【本件に関するお問い合わせ】

ヤンマーアグリジャパン株式会社 サービス事業部 吉藤・長光 連絡先06-6376-6433

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