湛水直播栽培は、代かき後の湛水土壌に直接種もみを播種する方法です。
出芽促進を目的とした種もみへの処理(被覆や催芽)が必要ですが、育苗の必要がなく経費や労働時間の低減、重い苗箱運搬が不要となり、作業の省力化が図れます。また、春作業の労働負荷のピークを分散することで、機械や施設の稼働率を効率的に高めることが可能です。
引用:農林水産省生産局「水稲直播栽培の現状について(平成20年3月)」
土壌や気象条件・作業性に合った被覆資材を選択することで、発芽・苗立ち・鳥害の課題を解決することができます。
自動コーティングマシン YCT20
湛水土壌中での酸素欠乏を防ぐために、酸素供給剤のカルパーを種籾に均一にコーティングし、安定した出芽を行うためのコーティング機です。
被覆材にはリゾケア®XLなどがあります。地域の土壌条件や気象条件、作業性などによって被覆資材を選択できます。
リゾケア®XL
コーティング済みのため種子コーディング作業が不要で、様々な播種方法に対応できます。
鉄コーティング
表面播種のため苗立ちが確認でき、様々な機械での播種が可能です。
べんがらモリブデンコーティング
土中播種が可能で倒伏しにくく、被覆後に発熱がなく放熱管理が不要です。
カルパーコーティング
土中播種が可能で倒伏しにくく、土壌中で種子の発芽を促進します。
水稲直播栽培では、ほ場の均平化が特に大切です。ほ場を均平にした後、硬めに代かきしましょう。
フルクローラ仕様トラクター
ほ場の均平化にはフルクローラがおすすめです。
◎ ベスト!
○ 適度
△ 軟らかい
× 軟らかすぎる
明きょ作業は、ほ場表面に水路をつくり、余剰水を排出する作業です。
点播を行うことで倒伏リスクを軽減することができます。ヤンマー田植機+多目的作業機は、高速播種でも精度の高い点播が可能です。
YR8DA,STGVD
籾の操出位置と田面の距離が20cmと近く、高速播種でも籾がバラバラになりません。
操出部の回転ロール溝に籾が入りやすく、高速でも安定した籾数を播種できます。
ハンドルレバー1本で、全条同時に播種量を調節できます。
播種と同時に溝切りができ労力を削減。落水管理もラクになり、出身・苗立ちが安定します。
正しく水管理を行うことで、苗立率が安定します。