お客様事例紹介

株式会社アドバンス 粂谷様〈YH570〉

株式会社アドバンス
代表取締役

粂谷様

  • 地域 : 栃木県栃木市
  • 作物・作業 : 水稲(約17ha) / 麦(約20ha)
  • 購入型式 : YH570,ZQJWU(Z : JAグループ独自型式)

YHコンバインの導入で、今年の収穫作業はトラブル一切なし!

ヤンマーの機械を知り尽くしたプロ農家が「非常に満足しています!」

粂谷さんは、栃木県栃木市で、株式会社アドバンスの代表取締役として、水稲約17ha・麦約20ha他を栽培、土地利用型農業を経営されているプロ農家だ。地域の特色である稲麦二毛作をベースとして、大型機械の有効活用による作業受託や鉄直等の省力化・低コスト化を積極的に推進することで、効率的で低コストな農業経営を実践しておられる。

実は、粂谷さんは、30~40年前からヤンマーの機械をお使いいただいている。つまり、ヤンマーの機械を使い慣れ、その特性を知り尽くしておられる。逆に言えば、高性能・高能率・快適性は当たり前であり、特に意識はされていない。実際に新しいYHコンバインをお使いいただいた印象はどうだろう。お気に入りいただいているのだろうか…。
しかし取材開始早々、粂谷さんの「非常に満足しています!」のお言葉と笑顔から、そんな心配は一気に吹き飛んだ。今回導入いただいたYHコンバインは、JAグループ独自型式コンバインということで、オーガシュータ・スイングプレート・アームレストなどが標準装備されている。早速、具体的にうかがっていこう。

コンパクトなのにパワフル。効率排出のオーガシュータも魅力

今回のYHコンバインは、とにかく第一印象で、まずデザインに目が行く。
粂谷さんも、初めてご覧いただいたときは、やはりデザインに惹(ひ)かれた。「色づかいが斬新だし、やっぱりカッコ良い!さすが世界に名だたるデザイナーが手がけているデザインだけあって、今までの農機のイメージを覆すイメージですね。ほんとに、この機械を選んで良かったなぁ…と思います」と、笑顔で話してくれた。もちろんデザインだけでなく、機械の性能にもご満足いただいている。

「このクラスのコンバインの性能からすると、コンパクトだしパワフルなのが良い。作業をしていても、パワーが落ちないし効率良く刈れる」と、言い切る。機械の効率的な活用を信条とする粂谷さんは、機械の能力や作業性を重視される。また同じ理由から、乗り心地についても「YHコンバインは視野が広いし、各操作レバーなんかも丁度良い所に付いているから、非常に運転しやすいよ」と満足そう。

さらに快適な操作ができることで、作業者側がストレスを感じないことも魅力だと言う。「気持ちよく仕事ができます!ほんとに優れたコンバインですね」。そんなプロ農家、粂谷さんのいちばんのお気に入りは、新しい『オーガシュータ』だ。「この『オーガシュータ』には驚きました。ウチは排出した籾をダンプで運んでいるんですけど、シュータの角度を手元で変えられるから位置合わせがスムーズにできるうえ、均一に排出できるので、排出作業が非常にしやすい!これは全機種につけたらどうですか?非常に便利ですよ!普及すると思いますよ~」と、大絶賛をいただいた。
籾の排出速度についても「時計で計ったことはありませんけど、タンク容量が大きいわりに早く排出できるなぁ…という実感はありますね」と、笑う。

オーガシュータ(YH570/590のみ)

コンテナへ均一排出ができるよう、排出口の向きを調節できます。水平にすると口が閉じ、籾がこぼれません。

足回りは、『丸ハンドルFDS』と『ノークラッチ副変速』で最速作業

ところでYHコンバインの足回りについてはどうだろう?
粂谷さんの所では、以前からヤンマーの機械をお使いいただいていたため『丸ハンドルFDS』には慣れている。そこをあえてうかがってみると「『丸ハンドルFDS』はYHコンバインで3台目です。この機能の良さは、旋回時に外側のクローラが速く、内側が遅く動くので、条合わせがしやすいという点。あと、運転していてもレバータイプのような衝撃がなくて、非常にスムーズで疲れないという点です。もちろん、もうレバータイプには戻れませんよ(笑)」と、丸ハンドルFDSを大変気に入っていただいている様子。
新機能である『ノークラッチ副変速』についても、「素早く変速できるということは、効率的には非常に良い。特にほ場から出たときには、ボタン1つでスムーズにスピードアップできますから」と、すでに使いこなしておられるご様子。

そして、効率を重視される粂谷さんは最高速で刈取作業をされるというが、最高速作業の感想はどうだろう?
「そりゃもう、快適ですよ(笑)先ほども言いましたけどコンパクトなのにパワフルだから、最高速でもエンジンに余裕がある。選別性能が落ちることもなく作業も早く終わります」と、また笑顔がこぼれた。

飼料用米も食用米も問題なく選別。今年はトラブルなく、非常に満足

粂谷さんは、農地の有効利用を図るために、飼料米を栽培しておられる。ということで、飼料米での刈取性能、選別性能についてもうかがってみた。「ウチでは多収性品種をつくっているんですが、この稲ワラがススキみたいに硬い。そんな品種でも、YHコンバインではスムーズに刈り取れましたし、選別についても、食用稲・飼料米ともにとても良かったです」。問題がなかったということで、一安心だ。
ところで今回の取材では、あまりにも良いお話が続くので、歴代の機械も含めて、何か収穫作業でトラブルがなかったかをあえてうかがったが、「ヤンマーの機械は良いからねぇ(笑)もうずっとヤンマーの機械とお付き合いをさせてもらってるけど、コンバインは(型式が)三桁になってから壊れないね(笑)」。ありがたいことに、こちらもまったく心配はいらないようだ。

取材の最後に「総じて今年の収穫は、何のトラブルもなく非常に満足しています」と、自信満々の笑みを浮かべる粂谷さんの、YHコンバインという選択に、間違いはなかったようだ。そして「実は、そろそろ4000時間を超えているトラクターが1台あるんで、更新の際にはYTトラクターを買いたいと思ってます!」と嬉しいお言葉で締めくくってくれた。

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YH462A,YH471A,YH571A,YH5101A

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