若城 善朗様(左)・ 岡田 和夫様(右)
- 地域 : 愛知県田原市
- 作物・作業 : ブロッコリー / キャベツ / トウモロコシ
ブロッコリーをメインにキャベツやトウモロコシを栽培している岡田和夫さんは、乗用型の全自動野菜移植機PF2Rを使用して5年になるという。経営規模は10町で、農業に従事して7年目の娘婿の若城善朗さんや岡田さんの奥様など6名で農作業を行っておられる。
PF2Rを導入した経緯について岡田さんにうかがってみた。「PF2Rを導入する以前は、乗用の他社機を5年くらい使用していましたが、後継機がなく困っていました。そろそろ替え時だと思っていた時に白井農機さんが持ってきてくれたんです。ヤンマーさんの乗用型がなかったら、今頃歩行型を使っていたと思いますよ」と笑顔で答えてくれた。
岡田さんにPF2Rの使い勝手についてうかがってみると「他社機から乗り換えましたけど、使い勝手がいいですね。特にシンプルな構造が気に入っています。その分、安価に手に入りますし、もし故障しても早く安く修理できるのが魅力です。以前使っていた他社機は油圧で調整できる機能があったのですが、あまり使わなかったですね。これからも乗用移植機の進化はしてもらってもいいですが、シンプルな構造はぜひ踏襲して欲しいですね」。
また性能については「苗のせ台が最大で16枚ですが、これは助かります。うちの一番広い畑は100mありますが、往復しても1枚くらいトレイが残るくらいです。ステップも広いので苗継ぎが非常に楽にできますね。あと、速度は重視しません。それよりも確実に移植できることが大切です。妻は手直し係なのですが、以前よりも手直しが減り、作業時間のロスが少なくなったと言ってますよ」とご夫婦から嬉しいお言葉をいただいた。
歩行型に比べ、約2倍の高能率で大幅な省力化を実現。