お客様事例紹介

有限会社グリーンファーム荒木 髙井 和文様〈自走式オニオンピッカーKTP-1200〉

農業生産法人 有限会社グリーンファーム荒木

髙井 和文様

  • 地域 : 富山県砺波市
  • 作物・作業 : たまねぎ

大規模機械化体系の導入で、たまねぎを増産

同社は、水稲48ha、たまねぎ2.6ha、キャベツ2.6ha、大豆21.5haを、社長含め5人の従業員とパートで栽培。たまねぎ栽培は3年目となる。栽培体系は、JAが提唱する当地の一般的な体系だ。ただし同社でも、排水対策は徹底しておられる。
「サブソイラと額縁明きょで排水してる。やっぱり水はけが大事やね。初年度は良くなかったけど今は良くなった」と、髙井氏。同社のたまねぎは玉太りが良いと評判だ。
収穫はトラクター+根切り機でたまねぎの根をカット、その後デガーで掘取りと収集、拾い上げ作業に自走式オニオンピッカーKTP-1200をお使いいただいている。規模拡大志向の法人のため、大型機械による省力化が増収につながる。また、より効率を上げるための工夫もある。デガーによる収集で、全てのたまねぎをまとめると、山積みになり拾い上げの効率が悪くなるため、4条の両端の条だけをまとめているという。経験に基づく独自の工夫、ノウハウだ。

髙井氏に、機械の感想をうかがった。「さすがに〈クローラ〉の足回りは強いね。ほ場が多少軟らかくても入れた。あと、今回初めて〈丸ハンドルFDS〉を使ったけど、まったく違和感なく運転できたよ」。ベテランの顔がほころぶ。もちろんヘビーユーザーらしいご要望もいただいた。
「2016年は5ha超。今後も規模拡大して10haに挑戦する」。穏やかだが力強く語ってくれた髙井氏に、同社の未来が見えた。