農業 - ニュースリリース
乗用タイプの全自動野菜移植機“PF2R,RS”の発売について
2012年07月06日
ヤンマー株式会社
当社は1991年から、均一な苗作り〜移植〜玉揃いを良くした一斉収穫を実現する、ナプラシステム(野菜栽培 機械化一貫体系システム)を提案してきました。
近年市場においては、加工・業務用向け野菜の需要が高まっており、定時定量出荷が求められています。ヤンマーでは、乗用タイプで、均一な苗を適期に、しかも迅速に移植できる2条同時植えの乗用全自動野菜移植機PF2Rを本年発売し、要求に応えてきましたが、このたび、マルチ畦や幅の狭い畦溝幅にも対応した幅狭車輪仕様を追加で発売致します。
1.製品名:
乗用全自動野菜移植機
PF2R,RS (幅狭車輪仕様)
2.主な特長:
1)マルチ畦や幅の狭い畦溝幅に対応するRS車輪
後輪に幅狭車輪を採用しました。マルチ畦や幅の狭い畦溝幅で作業する場合に最適です。
2)高能率・高精度な乗用タイプ
ペダル変速やワイドステップなど簡単操作で使い易い軽量・コンパクトな本体部と歩行型全自動野菜移植機で定評のある高速・高精度な植付部をベストマッチした乗用全自動野菜移植機です。乗用タイプですので、作業者の疲労も大幅に軽減されます。
3)簡単操作で安心
HMT無段ミッションを使ったペダル変速“e-move”の採用により、ペダル操作だけでクラッチ・ブレーキが連動して作動します。苗継ぎ時は、クラッチを中立にする等の煩雑な操作が必要なく、ペダルから足を離すだけで坂道でも安心して停止する事ができます。
4)自動植深さ制御&植付部フローティング機構
大きな畦溝の凹凸や畦高さの変化に対応するピッチングセンサによる自動植深さ制御と小さな畦高さの変化や左右で違う高さの畦に追従するフローティング機構の2つの機能がそれぞれ左右独立で同時に働くことにより植付深さを常に精度よく保ちます。
5)大規模圃場に対応した連続作業
トレイが16枚積載できるので、長い圃場でも苗補給の回数が少なくてすみます。
また、苗継ぎのタイミングは警報ブザーが知らせてくれますので、スムーズな苗補給ができ、空植えの心配もありません。
3.希望小売価格:
2,740,500円(消費税込み メーカー希望小売価格)
4.発売時期:
2012年8月
【製品写真】
<注記>
ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
- 本件に関するお問合せ先
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ヤンマー株式会社 総務部・広報グループ
TEL:06-6376-6212 FAX:06-6372-2455 E-MAIL:koho@yanmar.co.jp