農業 - ニュースリリース

コンバインAEシリーズの最上位モデル“AE447”の発売について

2012年07月11日
ヤンマー株式会社

4条刈クラスのコンバインを使用される中規模経営・担い手農家層からは、経営規模を拡大する上で「作業能率を上げたい」「どんな圃場でも軽快に作業がしたい」といったニーズが高まっています。

そうした声に応えるべく「コンバイン本来の基本性能と使いやすさ」「お求め安い価格」を実現したAEシリーズを一昨年発売、以来皆様から大変ご好評をいただいております。

このたび当社は、その基本コンセプトを継承しながら、よりゆとりある作業を実現する4気筒の[エコ]ディーゼルエンジンを搭載した、シリーズ最上位モデル「AE447」を新発売いたします。

1.製品名:

自脱型コンバイン 4条刈り

AE447 1型式

2.主な特長:

1)ゆとりの47.4馬力“4気筒[エコ]ディーゼルエンジン”

シリーズ最大(47.4PS)の排ガス規制対応4気筒[エコ]ディーゼルエンジンを搭載し、低騒音・低燃費で一層ゆとりある作業を実現しました。作業速度はAEシリーズ最高の1.40m/sを誇ります。

2)安定した脱こく・選別ができる“自動定回転制御機能”

エコスイッチを入れておけば、走行部・脱こく部の負荷に応じてエンジン出力を瞬時に制御。エンジン回転数を常に一定に保ちます。

3)任意の回転数設定を容易に“ダイヤル式アクセル”

任意の回転数設定はダイアル式でより決め細やかに。作業条件に応じたより細やかな回転数調整が可能です。

4)ハンドル感度が進化した“リングカム式FDS(常時駆動方式)”採用

乗用車で慣れている丸ハンドルが「リングカム式」に進化。ハンドルを切った分だけ機体がイメージ通りに反応しFDSならではのスムーズな旋回で条合わせもピタッと決まります。またステアリングコラムとともにコンパクト設計とし、足元スッキリ・広々ステップを実現しました。

5)速度調節は軽い力で操作ができる“主変速電動アシストレバー”

前後進の多い枕地作業でも速度調節が軽い力で操作できるので、長時間の連続作業でも疲れにくいです。また、操作頻度の高いスイッチ類を主変速レバーに集中配置しているのでレバーから手を離すことなく安心して作業が行えます。

6)8つの相乗効果でキレイに無駄なく収穫できる進化した“新あざやか脱こく”

  1. 大量の籾を余裕で脱こくする「810mmロングこぎ胴」
  2. 枝梗除去に加え、揺動板を有効に活用できる拡散性能をアップ、選別性能を大幅に向上した「新あざやか処理胴」
  3. 大量の籾を能率よく高精度に選別と選別能力を向上した「ワイド揺動板」
  4. 風の有効活用で高精度な選別が可能な「大径唐箕」+「全幅吸引ファン」+「トリプルフロー選別」
  5. さびにくく、耐久性に優れ、掃除も簡単な「高張力鋼板受け網」
  6. 面倒な操作なしで流量に応じて高精度に選別する「ハイグレードクリーンセレクション」

7)タンク内の籾をすばやく排出“右前方排出”とオーガ先端の微調整“オーガシュータ ”

AEシリーズ発売以来好評の「運転席 右前方排出」。排出位置が見やすくオーガの位置調節が簡単。オーガのセット時間も短縮できるので高能率な作業が行えます。
また運転席からオーガ先端を前後に首振り調節できるので、コンテナ内への均一排出を容易化、ならし作業を軽減します。また収納時は籾シャッターで籾こぼれを防止します。

8)余裕の長さで排出しやすく、格納も簡単な“中折れ式手動ロングオーガ”

約4mのロングオーガにより広い範囲での排出を実現しました。一方で、格納・シート掛け時に便利な中折れ式を採用しましたので、収納時も邪魔になりません。

9)超湿田でも安心して作業が行える“超湿田用クローラ採用”と“最低地上高300”

超湿田でも強いけん引力を発揮する「超湿田クローラ」と最低地上高300の確保で泥が詰まりにくく、湿田でも安心して作業が行えます。接地圧は16.2kPaを実現しました。

10)塵の飛散防止「ダストカバー」を延長

防塵カバーを扱ぎ室入り口まで延長。チリ・ホコリの運転席への飛散を少なくします。

11)日々の点検や整備を簡単に行える“メンテナンスの容易化”

掃除や点検・整備を容易にするため、引起しオープンや刈取サイドオープン、フィードチェンオープンなど、各部メンテナンスの容易化を図っています。

3.製品価格:

6,930,000円(消費税込み メーカー希望小売価格)

4.発売時期:

2012年7月

【製品写真】

<注記>
ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

本件に関するお問合せ先

ヤンマー株式会社 総務部・広報グループ
TEL:06-6376-6212 FAX:06-6372-2455 E-MAIL:koho@yanmar.co.jp

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