農業 - ニュースリリース

「安心・簡単操作・省力作業」を実現する乗用田植機「YR4SA」を発売

2022年06月14日
ヤンマーアグリ株式会社

<田植機 「YR4SA」>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下YAG)は、「安心・簡単操作・省力作業」を実現する4条植え乗用田植機「YR4SA」を2022年7月1日(金)に発売します。

4条乗用田植機の購買層である個人農家は高齢化が進んでおり、簡単に操作が行え、安心して作業ができる田植機が求められています。また、枕地にできる旋回跡を均平にする枕地整地や、田植えと同時に肥料散布を行うなど複合作業による省力化も課題となっています。
このようなニーズに対応するため、今回「安心・簡単操作・省力作業」を実現したヤンマー乗用田植機「YR4SA」を発売します。本製品は井関農機株式会社との開発・生産分野における協業拡大の下、共同開発された商品となります。

今後もYAGは、お客さまのニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

商品概要

商品名:乗用田植機「YR4SA」(4条植え)
発売日:2022年7月1日(金)
商品価格:819,500円~1,398,100円(税込、メーカー希望小売価格)

主な特長

(1)安心機能

  • 機体から降りた状態で発進・停止ができる「CSレバー」を装備しました。
  • 「フロントハンドル」であぜ越えやほ場の出入り、坂道などでも安心して操作が行えます。
  • 握れば微速で前進、離せばストップする「微速前進レバー」を新たに装備しました。
  • 危険を感じた際には、「運転・停止スイッチ」を押すだけでエンジンを停止でき、安心して作業を行えます。
  • 「バック連動」により、後進時に植付け部が自動で上昇。誤操作での破損を防止します。

<CSレバー>

<「フロントハンドル」と「微速前進レバー」>

(2)省力化機能

  • 枕地の旋回跡を「すこやかロータ」で均平にするこができるため、枕地の手ならし作業が不要となり、補助者の負担を軽減します。また、枕地もきれいな植付けが可能になります。(Z仕様)
  • 田植えと同時に施肥ができる「ミッドマウント施肥機」を搭載し、省力化を実現しました。肥料ホッパーが運転席の後部にあるため、前後バランスがよく、走行姿勢も安定します。また、温風ブロアにより詰まりも防止します。(F仕様)

<すこやかロータ>

<ミッドマウント施肥機>

(3)簡単操作

  • 主変速や植付けなどの操作レバーをハンドル周りに配置しているため、簡単に操作ができます。主変速(HST無段変速)は、増減速と同時にアクセル回転も上がるので、作業中の操作が必要ありません。
  • 「パワーステアリング」、「後輪独立スイング機構(Z仕様)」、「ランプ付きセンターマーカー」なども従来機から踏襲し、オペレーターの操作やきれいな植付けをサポートします。
  • 苗取り板の収納スペースを設置することで、利便性を向上させました。
<使いやすく集中配置した操作レバー>

(4)充実の型式・仕様

  • 軽トラックにも搭載できるコンパクト仕様で、山間地や都市近郊の狭い道路でも安心して運搬できます(K、R仕様)。
  • 「ロータリー式植付部」仕様も準備し、低振動で高速植付けを行うことができます。(R、RZ、RZF仕様)
  • 送りロングベルトと苗搭載枚数12枚(苗載せ台・予備苗載せ台)により、能率よく作業ができます。(R、RZ、RZF仕様)
<軽トラックにも搭載可能なコンパクト仕様(K仕様、R仕様)>

商品紹介ページ:

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

  • 記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【商品に関するお問い合わせ】

ヤンマーアグリ株式会社 お客様相談室
TEL:06-7636-9298

【報道関係者お問い合わせ先】

ヤンマー 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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