農業 - お知らせ

軽量コンパクトなにんじん収穫機 HN10シリーズを発売

2023年10月24日
ヤンマーアグリ株式会社

<にんじん収穫機 「HN10」>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下ヤンマーAG)は、軽量・コンパクトなボディで高精度ににんじんを収穫する、にんじん収穫機「HN10」を2023年11月1日(水)に発売します。
従来機は、軽量コンパクトなボディと使い勝手の良い操作性が、狭い露地ほ場やハウスでにんじんを栽培されているお客さまに大変好評を得ていました。この度、引起し・肩揃え・茎葉切断・排葉排出機能等をアップし、さらに各部のメンテナンス性を向上させた「HN10」にモデルチェンジいたします。
今後もヤンマーAGは、お客さまのニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

商品概要

商品名:にんじん収穫機 「HN10」
発売日:2023年11月1日(水)
商品価格:3,135,000円(税込、メーカー希望小売価格)

主な特長

(1)掘取り・カット・搬送性能を向上

  • 引起しベルトを「2連」から「1連」に変更し、ゴムタインの長さを長くして茎葉の引き起こしを確実に行うことで、肩揃えの精度が向上。さらに「搬送ガイド」を追加することで、搬送中のにんじんの挟持力がアップし、さらに精度高く茎葉をカットできるようになりました。

(2)メンテナンス性の向上

  • 引起しケースのカバー裏側を一部開放し、また搬送ベルト終端とチェンケースの隙間を拡大することで、作業中の茎葉のつまりを低減。作業の手を止めることなく適期収穫に貢献します。
  • 排葉シューターの形状を大きくすることで、排葉排出時の詰まりを防止し、ダウンタイムを低減します。
  • エンジンルーム開口部を拡大し、さらにカバーの脱着をノンツール化することで、エンジンオイルが交換しやすくなりました。
<引起しケース>
<排葉シューター>

(3)使いやすい操作性

  • 条合わせがピタリと決まる、フィットステアリング
    機体の進行方向を微調整したいとき、指先のスイッチを倒した方向に機体を少しずつ旋回させることができます。
  • 掘取りの高さ合わせが楽な電動式ゲージホイル
    ゲージホイルを使った作業部のフローティング構造により地面との高さを一定に保つので、掘取り高さ合わせの頻度が少なくなり、運転操作がラクになります。
  • 「引起し高さ調節ハンドル」は、回すだけで引抜きベルト・引起しベルトの高さを同時に無段階で調節できます。
  • 「回転刃ノンツール調節機構」は、茎葉をカットする回転刃の上下調節が、調節ノブを回すだけで簡単に行えます。にんじんに合わせたカット高さの調節がかんたんで、品質向上につながります。

商品紹介ページ:

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

  • 記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【商品に関するお問い合わせ】

ヤンマーアグリ株式会社 お客様相談室
TEL:06-7636-9298

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