農業 - お知らせ

「密苗」栽培技術開発グループが農事功績者表彰事業において「農業技術開発功労者 名誉賞状」を受賞

2023年11月17日
ヤンマーホールディングス株式会社

<密苗田植機による作業イメージ>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛)が株式会社ぶった農産、農事組合法人アグリスターオナガと共同で取り組んだ、「『密苗』栽培技術による田植作業の革新的省力・低コスト化の実現」が、令和5年度農事功績者表彰事業において「農業技術開発功労者 名誉賞状」を受賞しました。

「農事功績者表彰事業」は、公益社団法人 大日本農会(総裁:秋篠宮皇嗣殿下)が主催し、農事改良の奨励または実行上功績顕著な者、農業上の有益な発見または研究を行い功績顕著な者などに対し、1894年以来、総裁の御名をもって表彰を行い、賞章および賞状を授与するものです。

「密苗」は農業機械メーカー、農業経営者、地域の研究機関が三位一体となって技術確立を行い、育苗トレイ数と運搬・苗継ぎ時間を約1/3に、育苗資材費を約1/2に削減できる栽培技術です。
この度の受賞では、水稲移植栽培において育苗トレイに稲種子を高密度で播種し、その苗マットを細かく掻き取ることで育苗マット数を削減する「密苗」栽培技術の開発により、田植作業の大幅な省力化・低コスト化を実現した点が高く評価されました。 今回の受賞に伴い、11月15日に東京都港区・赤坂インターシティAIRにて表彰式が行われました。

受賞者名・所属名等(敬称略) 表彰事由
ヤンマーアグリ株式会社 土井 邦夫
ヤンマーアグリ株式会社 澤本 和徳
元ヤンマーアグリ株式会社 伊勢村 浩司
株式会社ぶった農産 佛田 利弘
農事組合法人アグリスターオナガ 濱田 栄治
稲作における密苗栽培技術の開発普及に貢献
<表彰式の様子>

密苗栽培技術について

令和5年度 農事功績者表彰について

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。

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【報道関係者お問い合わせ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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