農業 - ニュースリリース

安全性・操作性が向上した1輪管理機「YK651SK/451SK」を発売

2025年06月25日
ヤンマーホールディングス株式会社

ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社（本社：岡山県岡山市、社長：所司ケマル、以下ヤンマーアグリ）は、安全性・操作性が向上した1輪管理機「YK651SK/YK451SK」を2025年7月1日（火）に発売します。

揚土を目的としたねぎ農家や狭いうね間の中耕を目的とした作業を中心に好評をいただいている「YK-SKシリーズ」に、簡単に走行・ロータリークラッチが切れる「緊急停止ワイヤー^※1」を追加。リコイル仕様の「エンジンスイッチ」は、押しやすいようにハンドルグリップのより近くに配置しました。また、ロータリークラッチレバーから手を離してもロックレバーにより「切」状態をキープする機構を追加したことで、安全性が更に向上しました。
主クラッチ操作が可能な「ゆびクラッチ」は、従来よりも軽い力で操作ができるようになり、操作性が向上しました。エンジン始動が楽にできると評価していただいているセル仕様 (E仕様）を、6.3馬力に加えて4.2馬力にも新たに展開します。

今後もヤンマーアグリは、お客さまのニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

商品概要

商品名：ヤンマー1輪管理機「YK651SK/YK451SK」
発売日：2025年7月1日（火）
商品価格：315,700～397,100円（税込、メーカー希望小売価格）

主な特長

（1）用途や作業条件に合わせてタイヤスタイルを変更できる「ワンツー車輪」^※2

左右のタイヤを入れ替えることで、1輪としても2輪としても作業することができ、1台2役で使えます。狭いうね間や傾斜地では小まわりがきく1輪に、安定性が必要な作業では2輪にすることで快適に作業を行うことができます。1輪と2輪は、アタッチメントや工具不要で、簡単に入れ替えることが可能です。

（2）安全性を向上させた各種機能

新たに「緊急停止ワイヤー」を標準装備^※1しました。後進時やバランスを崩した時でも簡単にクラッチが切れるため、安心して操作ができます。ロータリークラッチの入・切操作ができる「ロック付きロータリークラッチレバー」には、ロック機構を新たに追加しました。ロックを解除するまでは、レバーから手が離れてもロータリーが動かないため、旋回や走行を安全に行えます。

（3）セル仕様のラインアップ拡充と操作性の向上

スライド爪軸仕様（S仕様）にはセルスタータ式を採用し、キースイッチを回して簡単にエンジンの始動ができるセル仕様（E仕様）を、4.2馬力タイプにも追加しました。リコイルロープを引かずに手元でエンジンがかけられるので、作業を再開する時や狭い場所での始動が楽に行えます。「ゆびクラッチ」は、レバーの長さと形状をリニューアルし、ハンドルグリップを握りやすい形状に変更したことで、従来よりも軽い力でハンドルを握ったまま主クラッチの入・切を簡単に操作できます。

※1ハンドル幅可変仕様（VS仕様）を除く
※2一輪仕様（AS仕様）を除く

商品紹介ページ

https://www.yanmar.com/jp/agri/products/cultivator/control/yk-sk/

商品動画：

https://youtu.be/pgT14pIF4Tw

＜ヤンマーについて＞

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。