お客様事例紹介

株式会社大和川食産様〈バイオガスコージェネ〉

株式会社大和川食産

会社紹介 : 株式会社大和川食産
1991年に創業された大和川食産は、このカット野菜の加工・販売を手掛ける企業です。手掛けるのは土物と呼ばれる根菜類。そのままでは土がついており、調理に手間のかかるごぼう加工を中心に業績を伸ばしています。取引先はサラダなどの食品加工メーカーをはじめ、大手スーパーや外食産業など幅広く、商品の種類は、既に100を超えています。
電話 : 072-964-0033
所在地 : 〒578-0921 大阪府東大阪市水走4-8-4
導入製品 : バイオガスコージェネシステム25kW 2台
導入年月 : 2018年5月
メタン発酵原料 : 食品残さ(野菜の切れ端)
発生元 : 自社工場
発生量 : 10 t/日

稼働実績

運転時間 : 8000h
発電電力量 : 50万kWh
稼働率 : 74.8%
本稼動データは2019年7月末までのデータです。

毎日約10t出る「食物残さ」のリサイクルを検討

大和川食産では1日約40~50tの野菜を加工していますが、そのうちの約25%が、皮やヘタの部分であり、毎日約10tもの食品残さが出ています。処理費用は年々増え続け、最終的には年間5000万円を超えるまでになりました。リサイクルの観点からも、この残さを何とか有効利用できないかと考え始めたのが、バイオガス発電を始めるに至ったきっかけでした。
話が進展したのは、2015年。食品残さに興味を示した某メーカーが、西村社長のもとを訪ね、バイオガスでの発電を持ちかけたのでした。「当初は半信半疑でしたが、お話は興味深いものでした。」
その一方で、西村社長は行政や電力会社にかけ合い、バイオガスによる発電・売電の話を進めていきました。
前例のない取り組みだけに、行政や電力会社との交渉は難航しましたが、西村社長の熱意もあり、事業の仕組みを確立。2017年、ついに発電プラントの建設が始まったのでした。
「ヤンマーさんとは、某メーカーさんからの推薦がありお会いしました。ブランドの信頼性も高く、国内企業でもあり、メンテナンスや万一のトラブル対応の心配もありません。安心してお任せすることができました」と西村社長。

食品残さが約30日分入る大容量のタンクとコージェネレーションを組み合わせたバイオガス発電システム。発酵後に出た排水を処理する浄化設備も備えています。


バイオガス発電システムを導入することで、廃棄物を減容化し、廃棄物処理にかかる費用を大幅に削減、発生するバイオガスはカーボンニュートラルの再生可能エネルギーで電力と熱を供給します。
大和川食産様では電力は固定価格買取制度(FIT制度)を利用し売電、熱はメタン発酵槽の加温に利用しています。運転開始から約1年が経ちましたが、概ね順調に稼働しており、廃棄物の処理費が10分の1、売電収入が年間1250万円になっているとのことです。

お客様の声

廃棄物処理費用がどんどん膨れ上がり、コストの面でも、リサイクルの面でも、食物残さの有効活用が、必須の課題だと考えました。

バイオガス発電は廃棄物が資源になる素晴らしいシステムです。より多くの企業が取り入れれば、省エネや環境に大きく貢献できると思います。私自身も、見学やノウハウの提供も含め、クリーンなエネルギーや持続可能な産業の推進など、SDGsにもつながる良いシステムなので、多くの企業に広めたいと思っています。ヤンマーさんにもさらに技術を高めていただき、導入できる企業の幅を広げていただきたいですね。良いものは、みんなで分かち合いたいです。

バイオガス発電

食品廃棄物や畜産廃棄物、下水汚泥等をメタン発酵し、廃棄物量を削減、さらに電気と熱に変換します。

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