ニュースリリース

2013年3月期連結中間決算概要見通し及び通期見通しについて

2012年11月29日
ヤンマー株式会社

1. 2012年9月期の連結業績

当中間連結会計期間における日本経済は、東日本大震災からの復興需要、企業による設備投資の緩やかな持ち直し、堅調な個人消費によって回復基調が続いたものの、世界経済の停滞や円高の影響により、輸出環境は依然として厳しい状況下にあります。世界経済は、先進国では、欧州諸国の債務問題による金融市場の混乱を受けて消費や投資活動が慎重となりました。新興国では、内需の拡大は継続しているものの、先進国向け輸出の低迷や、インフレ抑制に向けた金利引き上げの影響で成長が鈍化しました。

このような状況の中で、当社グループは今年3月に会社創業100周年を迎え、新たなグループミッションを制定し、2015年度を最終年度とした中期事業戦略の着実な実行により、「収益構造の変革」と「持続的成長に向けたグローバル競争力の強化」に取り組んでいます。

取組内容は「収益構造の変革」として、アフターセールス事業の強化、グローバル調達による原価低減、さらに「持続的成長に向けたグローバル競争力の強化」として、タイ・中国・インドネシアにおける現地生産の拡大、新興国を中心とした重要市場でのマーケティング強化、お客様接点の強化に向けた活動の展開があげられます。

これらの結果、当中間連結会計期間において、売上高は、前年同期(2,706億円)に比べ232億円増の2,938億円となりました。経常利益は、前年同期(154億円)に比べ61億円増の215億円となり、売上高経常利益率は7.3%となりました。なお、中間純利益は、前年同期(81億円)に比べ48億円増加の129億円となりました。

また、連結売上高に占める海外売上高は、前年同期(1,191億円)に比べ5億円減少し1,186億円となり、海外売上高構成比は40.4%となりました。

2. 2013年3月期の連結業績見通し

当連結会計年度の業績見通しは、売上高5,620億円(前連結会計年度比109億円増収)、営業利益276億円(前連結会計年度比51億円増益)、経常利益270億円(前連結会計年度比49億円増益)を見込んでおります。

(注)上記見通しは、現時点での入手可能な情報に基づき当社が算定したものであり、需要動向などの業況の変化、為替レートの変動等の不確定要素を含んでおります。そのため、将来における当社の実際の業績と大きく異なる可能性があります。

以上

<注記>
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