ニュースリリース

ヤンマーミュージアムのグランドオープンについて 〜ここにしかない感動をすべての皆さまへお届けします〜

2013年03月21日
ヤンマー株式会社

ヤンマー株式会社は2012年3月に創業100周年を迎えました。

このたび創業100周年記念事業の一環として、創業者生誕の地滋賀県長浜市に建設をすすめておりました「ヤンマーミュージアム」が完成いたしましたのでご案内申し上げます。

「ヤンマーミュージアム」は、観光地として有名な長浜市の「黒壁」の一角にあります。来館者にチャレンジする楽しさや、感動と元気を感じていただくことをコンセプトとしており、延べ床面積約3000m²の館内では、食づくりやエネルギー変換の仕組みや成り立ちを学ぶ多彩な展示があります。日本の食をささえてきた農業機械や、まちづくりをサポートする建設機械など、いずれも“本物の製品”が、実際の作業やレジャーの現場で活躍しているようすそのままに展示されています。また、建設機械やボートのシミュレーターでは、建築作業やボートの操船をリアルに体感していただけます。エネルギーコーナーでは、ゲーム感覚で最新のエコで省エネなシステムをご家族そろって学んでいただけます。なお、モノづくりコーナーでは日本の優れた工業技術について、技能伝承の意義とともにご紹介します。

ミュージアム2階にあるワークショップルームでは、地元産のお米を使用した料理教室や、エネルギー変換の科学原理などを学べるポンポン船組立て体験の開催を予定しています。なお、ミュージアムの最寄りにオープン予定の「ヤンマー体験農場（仮称）」では、田植えや稲刈りなどの米作りや、さまざまな旬の野菜の植え付け・栽培・収穫体験などを楽しんでいただけます。

ヤンマーミュージアムは、これらの体験をとおして、未来を担う子供たちをはじめ、すべての来館者の皆様に「ものづくりの面白さ」「挑戦することの大切さ」を体感いただける、エンターテイメントと学習が融合したまったく新しい形の企業ミュージアムです。どうかご期待ください。

【ヤンマーミュージアム外観】

1．名称：

ヤンマーミュージアム （英文表記：YANMAR MUSEUM）

2．設立の背景：

ヤンマー株式会社は、創業の精神「美しき世界は感謝の心から」からのもと、「お客様の課題解決」や「社会への貢献」を第一に考え、ディーゼルエンジン事業を柱に農業、漁業をはじめとする多様な産業分野へ、商品やサービスを提供してまいりました。
この100年間にヤンマーが世界の人々に支えられ、提供してきた価値を感謝の想いとともに発信していくために、創業者である山岡孫吉が生まれ、生涯ふるさとして誇り、愛してやまなかった長浜の地に当ミュージアムを設立いたしました。

3．所在地：

〒526−0055　滋賀県長浜市三和町6-50
TEL：0749-62-8887／FAX：0749-62-8780
E-MAIL：yanmarmuseum@yanmar.co.jp

4．敷地・建物：

延べ床面積約3,000平方メートル、鉄骨造2階建て

5．入場料：

＜個人＞
大人　600円／中・小学生　300円 ／未就学児　無料※消費税込み

＜団体＞
（有料入館者様）20名様以上　各100円引き

6．交通アクセス：

＜電車・バス＞
JR北陸本線長浜駅より徒歩約10分。
JR長浜駅西口よりシャトルバス運行（土、日、祝のみ）

＜お車＞
北陸自動車道長浜ICより車で約10分。

7．営業時間：

10:00〜18:00　※入館受付は17:00まで

8．休館日：

月曜日（当日が祝日、または振り替え休日の場合は翌日）
年末年始（12月29日〜1月3日）

9．主な特徴：

ヤンマーミュージアムオフィシャルウェブサイトをご覧ください。

（ご参考）おもな館内展示の内容がご覧いただけます。
http://www.yanmar.co.jp/museum/

館内展示内容について

ヤンマーミュージアムは「ここにしかない感動を体感していただくこと」をコンセプトにし体験型シミュレーターや、国内でも有数の規模となる11mの大迫力CG映像でディーゼルエンジン内部を体感していただける円形シアターなどの展示演出をふんだんに展開し、子供たちが実際に見て、触れることによって新たな発見や地球資源の大切さや上手な使い方などが学べる、エンターテインメントと学習が融合したミュージアムです。
このミュージアムに来ていただければ、弊社が100年にわたって継承した創業の理念や、事業フィールドである海洋、大地、都市における「食」と「エネルギー」に対するものづくりの歴史と未来への取り組みがお解りいただけます。

建築上の特徴について

建築デザインは、弊社の事業領域である「都市」「大地」「海洋」を表現し、水盤・屋上緑化・ガラスとコンクリートのボックスで構成しています。特に「都市」の部分では歴史ある長浜市の景観に溶け込むように、「舟板塀」「黒壁」をモチーフとしたデザインとしています。2階と連続する屋上緑化部分は屋上庭園として開放し、自然の仕組みや琵琶湖周辺の生態系を学べるビオトープを設け、地域の子どもたちと一緒に植物・生物を育てるという環境プログラムの一環としています。GHP、マイクロコージェネレーションシステム、太陽光発電、LEDなどの当社製省エネ機器を採用し、自然エネルギーの活用と合わせ、エコと経済性を両立させた設計となっております。

10．コンセプト：

ヤンマーグループは「都市」「大地」「海洋」という3つの事業フィールドで自然と共生し、食料生産とエネルギー変換のイノベーションに挑戦しています。
ヤンマーミュージアムは豊富な展示内容とワークショップを通じて、「ここにしかない感動」を皆様に体感していただくことをコンセプトとしています。

11．事業ミッション：

1. ここにしかない展示・体験を通じてすべての来館者にチャレンジする楽しさを伝え、”感動”と“元気”を持ち帰っていただきます。
2. 『食づくり』と『エネルギー（変換）の』ソリューション提供の歴史と未来への取り組みをお伝えします。
3. ”創業の精神”“企業理念”“企業活動”を紹介し、ヤンマーのアイデンティティを来館者にお伝えします。

12．来館者目標：

年間15万人。（ご参考：長浜市の年間観光客数約200万人）

＜注記＞
ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

本件に関するお問合せ先

ヤンマー株式会社　総務部・広報グループ
TEL：06-6376-6212 FAX：06-6372-2455 E-MAIL：koho@yanmar.co.jp