ニュースリリース

大型複合施設「EXPOCITY」に国内最大規模のガスヒートポンプシステムを納入

2016年01月15日
ヤンマーエネルギーシステム株式会社

ヤンマーエネルギーシステム株式会社(大阪市 社長:梅垣直也)は、節電と省エネ性を両立するガス冷暖房システム、高効率ガスヒートポンプエアコン(以下GHP※1)を、日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」(大阪府吹田市)に納入いたしました。

本システムは、同容量の電気ヒートポンプエアコンと比べて消費電力が約1/10と大幅な節電を実現することが可能です。また、全ての室外機にはヤンマー製のガスエンジンを搭載しており、独自の技術で運転音の大幅な低減を実現しました。

同施設にはヤンマー製GHP(室外機334台、約7700馬力)が設置され、11月19日より稼動しています。また、ヤンマー独自の集中管理システム「エクセレントシステム」※2により、施設内の空調を効率的に管理しています。さらに、フードコートエリアには停電時でもバッテリー電源で駆動可能な電源自立型GHP「ハイパワープラス」※3が設置されています。これにより、災害時でもガスが供給されていれば、継続して空調の使用が可能であり、お客様の安心と安全に貢献しています。

今後もヤンマーは、最適なソリューションをご提案していくことで、資源循環型社会の実現に貢献してまいります。

  • ※1GHPとは、室外機の圧縮機をガスエンジンで駆動し、ヒートポンプ運転によって冷暖房を行う空調システムです。
  • ※2「エクセレントシステム」とは、施設内の空調を一括あるいは個別で管理ができ、発停・冷暖の切り替え、温度設定等の操作が簡単に行えるシステムです。
  • ※3「ハイパワープラス」とは、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の商標です。

ヤンマーについて

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。

「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。

詳しくはヤンマーについてをご覧ください。

参考:「EXPOCITY」全体鳥瞰

【製品に関するお問合せ先】

ヤンマーエネルギーシステム株式会社 空調システム営業部
TEL: 06-7636-2207 FAX: 06-7636-0472

【報道関係者お問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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