ニュースリリース

「下水道展’17東京」にて消化ガスコージェネレーションシステムを展示

2017年07月19日
ヤンマーエネルギーシステム株式会社

<下水道展ヤンマーブースのイメージ>

ヤンマーエネルギーシステム株式会社(本社:大阪市、社長:中島史雄)は、8月1日(火)から8月4日(金)まで、東京ビッグサイトにて開催される「下水道展’17東京」(公益社団法人 日本下水道協会)に出展します。

ヤンマーでは、廃棄物を再生可能エネルギーに変換する環境に優しい省エネ商品を多数展開しています。今回は、下水処理場の汚泥から発生するメタン発酵ガス(消化ガス)を活用し発電・熱供給を行う、資源循環型のエネルギーソリューションを提案します。

主な出展内容

・ 消化ガスマイクロコージェネレーションシステム

消化ガスを燃料として発電と熱供給を行う出力25kWの小型コージェネレーションシステムの実機を展示します。今回の新型モデルでは、メタン濃度低下時の出力抑制運転が可能となり※1、エンジン停止を極力回避する機能を加えました。また、都市ガスと消化ガスの混焼機の設定を追加しました※2

・中型バイオマスコージェネレーションシステム

300kWクラスの中型クラスの消化ガスコージェネレーションを新たに開発、導入事例を壁一面にパネル展示します。小型機と連携させることでガスの発生量に応じた幅広い出力の発電が可能です。

・遠隔監視システムとリモートサポートセンター

24時間365日、製品の稼働状況を見守るリモートサポートセンターを紹介します。万が一の故障の際にも、全国のサービスネットワーク体制で迅速なメンテナンス対応が可能です。会場では、ヤンマーエネルギーシステムの保守契約「YESパートナー」に対応した遠隔監視アダプターの実機を展示します。

・非常用発電システム

災害などの非常時に安全を確保する非常用および予備電源として活躍する非常用発電機のラインアップを紹介します。冷却方式やエンジン回転数などによりお客様のニーズにあったシステムを提案します。

・ポンプ駆動用エンジン

下水処理場の雨水ポンプ、排水機場の排水用ポンプ等を駆動するエンジンを紹介します。台風や洪水、ゲリラ豪雨などの非常時に河川の氾濫や低地帯への浸水を防ぐことができます。

  • ※1メタン濃度中央値を60%で設定した場合、55~65%までは25kWを維持しますが、55%を下回った場合には出力を抑制し、運転を継続する機能です。メタン濃度の下限値は47%となります。
  • ※2都市ガス13Aが90%以上、消化ガスが10%未満の混合比となります。

出展場所

東京ビッグサイト 小間番号:5-433

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。

「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。

詳しくは、ヤンマーについてをご覧ください。

【報道関係者お問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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