2025年度 活動記録
公益財団法人山岡育英会 創立75周年記念懇親会を開催
2025年11月15日
ヤンマー本社ビル
1950年に創設された山岡育英会は、今年75周年という節目を迎えました。これまでに山岡育英会を卒業した、多くの方々が国内のみならず、世界を舞台に活躍していることは大きな喜びです。そして、75年という長きにわたって奨学金事業を続けてこられたのも、教育委員会のみなさま、中学校・高校・大学など多くの関係者のみなさまのご理解とご支援の賜物です。山岡育英会では75年の感謝を込めて、2025年11月15日、大阪梅田のヤンマー本社ビルに長浜市教育委員会の教育長や海外も含め多くのゲストをお迎えし、懇親会を開催しました。当日は、歴代役員、歴代事務局員に加えて、現役奨学生、若手からシニアの卒業生など、フレッシュなメンバーから懐かしい顔ぶれまで、世代を超えて約170名が出席されました。会場では、開会前から再会を喜ぶ言葉が飛び交い、旧交を温める姿が見られました。

食事や歓談の合間に、お集まりいただいたみなさまに山岡育英会の過去・現在・未来について改めてご紹介する時間を設けました。まず、山岡育英会の75年にわたる歩みや活動のいしずえであるHANASAKAについてのビデオを上映。このビデオを通じて、「美しき世界は感謝の心から」に込められた孫吉翁の思いが、HANASAKAの活動として受け継がれ、さらに世界へと広がっていることを会場のみなさまにも感じていただけたことと思います。ビデオ上映の他にも、祝電の披露や卒業生へのインタビューも行われました。これらのプログラムを通じて、山岡育英会について、より深く知っていただく機会になりました。

山岡育英会には卒業生の呼びかけによって発足した、マーボー会と名古屋マー坊会という2つのOB・OG会があり、最近では現役奨学生も参加するようになりました。世代を超えた交流を深めることで、HANASAKAのバトンをつなぐネットワークが形成されています。
また、75周年記念懇親会の後、マーボー会と名古屋マー坊会、双方のメンバーが二次会でさらに親睦を深めました。年齢や性別、地域や職業の枠も超えて、ゆるやかな絆で結ばれた卒業生によるこうした活動は、山岡育英会の大きな財産です。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、創立75周年記念懇親会の閉会のあいさつとして、内田昌範常務理事より、海外・全国からご出席いただいたみなさまに改めて感謝の意を表しました。
「会場のあちこちで旧交を温める姿、初対面であっても意気投合する姿にうれしくなりました。夢を叶え、花を咲かせた方々が、若い人達の背中を押し、応援している場面だったのかと思いました。これがまさにHANASAKAのバトンを繋ぐということだと思います」と述べました。また、山岡育英会のユニークな特色として、関西、名古屋、福岡、札幌、そして昨年からはインドネシア、今年はタイでOB・OG会を開催してきたことを紹介。さらに「事務局では、これからもHANASAKAのバトンを繋げる『場』を作る活動を続けてまいります」と、改めて決意を表明。最後に「ぜひタテとヨコの繋がりを大切にして、HANASAKAのバトンを繋いでいってほしい」と現役奨学生、卒業生に向けてメッセージを送りました。
懇親会終了後には、若手卒業生が音頭をとり、現役奨学生にも声をかけ、二次会、三次会で大いに親睦を深めたようです。内田常務理事の願い通り、これからも山岡育英会の仲間としての絆を大切にしてくれることを期待しています。
山岡育英会はこれからも向上心に燃える若者を応援していきます。75周年から100周年、さらにその先の未来へと歩みを進め新しい世界を創る人材の育成を通じて、社会に貢献してまいります。
夏の大阪・関西万博&秋の奈良で留学生同士が交流
2025年6月28日 大阪・関西万博
11月9日 奈良
今しか体験できない、大阪・関西万博へ!
今年度採用された留学生奨学生の懇親を深めるため、奨学生証書授与式の翌日、大阪・関西万博を訪れました。出身地であるインド、タイ、インドネシアのパビリオンでは、それぞれの国の留学生が館内や自国について説明することで、互いの理解と交流を深めました。また、万博のシンボルである大屋根リングも歩き、初対面と思えないほど打ち解け、楽しい時を過ごしましたが、当日は開幕から77日目で過去最多の来場者。行列の長さや人の多さに少々びっくりしましたが、日本に滞在しているからこそ味わえる万博の魅力を十分堪能することができたようです。
雨の奈良で古都の風情を満喫

研究発表会の翌日、留学生同士の親睦を深めるため、秋の奈良を散策しました。あいにくのお天気でしたが、しっとりとした瓦屋根や雨に濡れる樹々の美しさもまた格別。留学生は東大寺の大仏の大きさに圧倒され、興福寺ではおみくじも引き、鹿のかわいい仕草に思わず笑顔がこぼれました。ランチでは日本料理に大いに興味を持った留学生たち。旬の食材や四季の彩りを大切にする和食を、彼らも目と心と舌で楽しんでいました。また、この日は筆づくりにも挑戦。完成した筆は、楽しい日本の思い出になりました。明日からはまた研究に励む日々がはじまります。次の再開を約束して、帰途につきました。
研究発表会
2025年11月7・8日
ヤンマー尼崎工場/ホテルヒューイット甲子園
今年も全国の大学で研究に励む、修士1・2年の奨学生が一同に会する、研究発表会が開催されました。日々取り組んでいる研究成果を発表することはもちろん、山岡育英会の奨学生として友好を深める大切な機会です。
ヤンマー尼崎工場に集合した奨学生は、工場とYANMAR SYNERGY SQUARE(ヤンマーシナジースクエア)を見学。その後、甲子園球場にほど近いホテルに移動し、2会場に分かれてプレゼンテーションを行いました。2日間にわたる発表から、修士1年は研究に取り組む熱意が伺え、修士2年は昨年よりも一回り成長した姿が見られ、頼もしい限り。懇親会では大いに飲み、語り、二次会、三次会でさらに親睦を深めた奨学生たち。山岡育英会の仲間として、研究でもプライベートでも互いに高めあい、今後もさらに良い関係を築いていかれることを願っています。
インドネシアの中学生奨学生証書授与式とフットボールクリニックを開催
2025年10月6日 ジャカルタ
10月8日 スラバヤ
山岡育英会では、2013年からインドネシアの中学生を対象にPT. YANMAR DIESEL INDONESIA(以下YADIN)の全面的な協力のもと、奨学金を提供しています。今年も厳選な選考の結果、ジャカルタとスラバヤで計30名を奨学生として採用。式典では内田常務理事とYADIN川尻社長から新奨学生に激励の言葉とともに奨学生証書と記念品が授与されました。新奨学生代表は、「奨学生に選ばれたことを光栄に思います。心から感謝しています」とあいさつ。新奨学生一同は、サッカーのトレーニングと学業の両立を誓いました。
今年は証書授与式の後、フットボールクリニックを開催。例年は午前中に行われていましたが、暑さを避けて午後3時過ぎから開始しました。両会場とも山岡育英会の奨学生を含めて25名の中学生が参加。セレッソ大阪のコーチの指導の元、サッカーの基本である「止める・運ぶ・蹴る」を中心に、実践を含めた幅広い内容のトレーニングが行われました。参加者の一人は、「セレッソ大阪のコーチから直接指導を受けたことが、最近の中で一番嬉しい思い出になりました」と、感激した様子。短い時間ではありましたが、日本から来たコーチの本格的なアドバイスで楽しみながらスキルに磨きをかけることができたようです。
インドネシアの大学生奨学生証書授与式と同窓会を開催
2025年10月4日
インドネシア西ジャワ州ボゴール市

インドネシアでは、中学生の奨学金プログラムに加えて、2018年からダルマプルサダ大学、2019年からはボゴール農科大学の大学生を対象とした奨学金事業を展開してきました。今年度もダルマプルサダ大学とボゴール農科大学から、合わせて10名の新奨学生を採用。いずれも優秀で向上心にあふれる将来有望な人材です。
奨学生証書授与式では、両校の来賓と山岡育英会から内田常務理事がスピーチ。新奨学生にお祝いと激励のメッセージが送られました。また、PT.YANMAR DIESEL INDONESIAの川尻社長からは記念品が贈呈され、受け取った奨学生の笑顔は誇らしげで、将来への希望に満ちていました。

奨学生証書授与式の後、山岡育英会卒業生や現役奨学生も集合して同窓会を開催。インドネシアでの奨学金事業も8年目となり、社会で活躍する卒業生も増えました。そこで、奨学生同士のタテとヨコのつながりを構築し、様々な経験や情報交換、何よりも親睦を深めてもらおうと同窓会を企画。今回で2回目の開催です。
今年は卒業生30名、現役奨学生20名を含む70名が一堂に会し、食事のテーブルを囲みました。会場ではあちらこちらで旧交を温める輪もでき、和やかな雰囲気。卒業生から近況報告や後輩に向けた激励の言葉が送られ、パーティーも中盤に差し掛かると会場は熱を帯び、出席者みんなで歌い、踊り、時間を忘れて盛り上がりました。
関西の学部生・大学院生・卒業生でサッカーを観戦
2025年9月20日
ヨドコウ桜スタジアム

大学院生は研究発表会などで、定期的に顔を合わせる機会がありますが、現役の学部生はお互いを知る機会も先輩と会うチャンスもありません。そこで、関西の学部生同士、そして大学院生、卒業生との交流をはかるため、懇親会を開催。ヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と柏レイソルの試合を観戦しました。
試合前には、普段は入ることのできない室内練習場やロッカールーム、選手のシューズやユニホームといった貴重な品を間近に見ることができるスタジアムツアーにも参加。試合では、サッカーが大好きな人もそうでない人も、目の前で繰り広げられる白熱したプレーに大興奮。「なぜ、あそこでホイッスルが鳴らされたの?」といった疑問にもメンバーの誰かがすぐに解説するので、詳しいルールが分からなくても退屈する暇もありません。試合は1対1の引き分けでしたが、参加者はスタジアムに足を運んだからこそ味わえるライブ感に酔いしれました。
また、この日はスタジアム近くのビストロでランチをとり、初対面とは思えないほどリラックス。会話も大いに盛り上がりました。山岡育英会の仲間同士、タテとヨコのつながりを実感する一日になりました。
タイ Yamaoka Hanasaka Academyで奨学生証書授与式とトレーニングキャンプを開催
2025年7月26日~28日

Yamaoka Hanasaka Academy(以下YHA)では、タイで経済的な支援を必要とし、将来スポーツ選手になる夢を持つ中・高生に、勉学とスポーツができる環境を提供しています。今年はタイ全土から1,400名がYHAに応募。その中から、セレッソ大阪のコーチによるスキルチェックと面接によって20名が選ばれました。
7月26日には、奨学生証書授与式を開催。狭き門をくぐり抜けたメンバーは希望に胸を膨らませ、奨学生証書を受け取り、将来、プロのサッカー選手として活躍するべく、勉強とトレーニングに励むことを誓いました。
式典が行われた26日の午後からは、セレッソ大阪のコーチによるトレーニングキャンプも開催され、現役奨学生と新奨学生あわせて42名が参加。3日間寝食を共にして、戦略や戦術を学び、チームとしての結束を固めました。
また、YHAの卒業生の中から、タイプレミアリーグの1部、世代別の代表として活躍するなど、夢を叶え、花を咲かせた卒業生が数多く生まれています。山岡育英会は、次世代の可能性を育む“HANASAKA”の取り組みを通して、これからもタイの若い力を応援します。
プンバラミー高等学校支援 10周年記念交流会開催
2025年7月22日
プンバラミー高等学校講堂

2016年に山岡育英会がプンバラミー高校での奨学金事業を始めて、今年で10年。社会で活躍する卒業生も増えてきました。そこで、山岡育英会の現役奨学生・卒業生が様々な経験や情報交換ができる場を提供したいと考え、昨年の奨学生証書授与式の際に、交流会の開催をプンバラミー高校校長に提案。校長先生は趣旨に賛同し、10周年の感謝の気持ちを込めた式典がプンバラミー高校主導で開催される運びとなりました。会場づくりはもちろん、司会進行、料理の提供、さらにこの日のために手作りポロシャツまで用意され、現役奨学生・卒業生・教職員がひとつになり、楽しいひと時を過ごしました。
タイのプンバラミー高等学校で奨学生証書授与式を開催
2025年7月22日
プンバラミー高等学校講堂

タイの東北部に位置するサコンナコーン県のタン・プーイン・ジャンティマ―・プンバラミー高等学校(以下 プンバラミー高校)で、今年も優秀な奨学生を迎えることができました。新奨学生と保護者、生徒、職員、来賓が一堂に会して行われた奨学生証書授与式は、在校生による伝統のタイ舞踊も披露され、厳粛ななかにも華やかな雰囲気の中で行われました。主賓のサコンナコーン県教育委員会副所長は、「優秀な生徒への教育の機会を与えてくださったことで、生徒たちが夢を追求し、社会や国の発展に貢献することができます」とあいさつ。
プンバラミー高校で学ぶ奨学生のみなさんが、それぞれの夢の実現に向けて、充実した学校生活が送れるよう、山岡育英会はこれからも全力でサポートします。
奨学生証書授与式
2025年6月27日
ヤンマー本社ビル
式典当日は、梅雨とは思えぬほどの強い陽射しと暑さ。それでも全国から集まった奨学生の晴れやかな笑顔で、会場はフレッシュな空気に包まれました。新奨学生たちは、初対面の緊張もなく、趣味や研究、出身地の話題で会話も弾み、すっかり打ちとけた様子。これからも山岡育英会のメンバーとして、お互いに切磋琢磨し、人として、研究者として、たくましく成長されることを期待しています。

卒業を祝う会
2025年2月14日
ホテルグランヴィア大阪
春は別れの季節。一抹の寂しさもありますが、山岡育英会では卒業生の門出を笑顔で祝いました。
式典では、卒業生代表から研究発表会や仲間との思い出を振り返るとともに感謝の言葉が述べられました。懇親会では檀上で卒業生一人ひとりが進路や抱負を発表。希望に満ちたその姿は頼もしく感じられました。
卒業生の皆さんがこれから様々な分野で活躍し、広く社会に貢献する人材となられることを期待しています。