COOメッセージ

COOメッセージ:ヤンマーホールディングス株式会社 代表取締役(COO) 山本哲也

社会課題解決に対する想い

創業者の山岡孫吉は、農家の方々の過重労働を減らしたいという思いで、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型化・実用化に成功しました。そして、一滴の燃料も無駄にせず、社会の発展に寄与する「燃料報国」という精神のもと、ディーゼルエンジンによる省力化で農村を豊かにしていきました。これは、私たちが創業100周年で示した「A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-」の考え方へとつながっています。

現代社会はさまざまな情報がグローバルに広がり、あらゆる製品やサービスのコモディティ化が加速しています。従って、企業にはより高い付加価値の提供が欠かせません。私たちも、単にものを作るだけではなく、まずは現場の声に耳を傾け、お客さまの課題を突き詰めて考える事が、お客さまも気が付いていない潜在的な課題の創出につながると考えています。これまで培った技術力や知見を通じて、社会やお客さまにとっての長期的なソリューション提案に真摯に取り組んでまいります。

食料生産やエネルギー変換分野でのチャレンジ

私たちがフォーカスしている事業領域は、ミッションステートメントで掲げている「食料生産」と「エネルギー変換」の分野です。農業人口の減少や耕地面積が縮小する中、今後の食料需要に応えていくためには、農業の省力化、効率化、高度化が必要になってきます。また、エネルギー需要も都市部を中心に増え続けています。気候変動のリスクは年々高まり、未使用エネルギーの活用や、電動化へのシフトが期待されています。ヤンマーグループが社会に貢献できる領域はますます広がっていると感じています。

こうした「食料生産」と「エネルギー変換」の分野のノウハウを掛け合わせ、2025年6月、未来の農地を守るプロジェクト、「SAVE THE FARMS by YANMAR(セーブ・ザ・ファームズ・バイ・ヤンマー)」がスタートしました。本プロジェクトの第一弾として、環境再生型農業や営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)のテクノロジーを活用し、それぞれの地域社会に最適化した「ソリューション」の提供を行います。

今後も社会動向や環境の変化に柔軟に対応し、農業のみならず、あらゆるフィールドにおけるお客さまの真の課題解決に努めてまいります。

チャレンジを尊重する企業風土の醸成

ヤンマーグループの取り組みを支えるのは社員一人ひとりに他なりません。だからこそ、国籍、文化、宗教、性別、年齢を問わず、社員がいきいきと働き、活躍できる環境づくりが重要だと考えています。

2024年にはサステナビリティ推進部を新設し、ダイバーシティ&インクルージョングループを中心にヤンマーグループのダイバーシティ実現に取り組んでいます。またそれらを統括し、着実に推し進めるべく、新たに最高サステナビリティ責任者(CSuO)を設置、任命しました。

また、ヤンマーグループでは創業以来、人の可能性を信じ、挑戦を後押しする価値観が受け継がれてきました。こうした人と未来を育む価値観は、社内の人材育成やイノベーション創出の土台であるだけでなく、スポーツやアートなどの文化醸成活動、次世代育成活動の支援にもつながっており、事業活動全ての基盤として私たちの挑戦の原動力になっています。挑戦する人々の可能性の花が1つでも多く開くよう、あらゆる領域での活動を支援していきます。

サステナビリティの実現に向けて

ヤンマーグループは、人と自然が共存する豊かな社会の実現を目指しています。一方で、サステナビリティの実現に向けた活動はすぐに成果が出るものばかりではないのも事実です。製品開発への投資と同じように中長期の視点を持ち、継続的に追求しなければ、本当の意味での持続可能な社会の実現は成しえません。

私たちはこれからもお客さまや社会の課題に耳を傾け、新たな顧客価値を創造していきます。これまで培ったテクノロジーやノウハウを掛け合わせた、「新しい豊かさ」の実現に向けてグループ一丸となって果敢に挑戦してまいります。

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