ヤンマーテクニカルレビュー

編集後記

2018年4月13日

新年度が始まりました。心地よい春の陽気に自然と心が弾みますね。日本各地では春の象徴、桜の便りが次々に聞かれるようになりました。皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。私が住む町は桜並木があり、開花を心待ちにしていた多くの方がお花見を楽しまれています。読者の皆様にも、本誌の発行を心待ちにしていただいていると嬉しく思います。

さて、今回も当社の多種多様な事業領域の技術・製品について6本を掲載いたしました。その中の1本、冒頭に述べた桜が葉桜に変わった頃に始まる、田植えに関する記事「密苗+感度アシストによる田植作業の革新的省力・低コスト化技術」をご紹介いたします。

密苗移植技術とは、高密度に播種した苗を田植機で高精度に掻き取ることで、単位面積当たりの使用苗マット数を減らす技術です。高密度に播種・育苗する栽培技術と高精度に植え付ける移植技術を融合した密苗移植技術を構築し、資材コストや労働力の低減、慣行移植と同等の栽培管理や収量の確保などさまざまな効果をあげており、全国の稲作関係の方の注目を浴びています。

今後も本誌を通して、このような新しいテクノロジーを皆様にご紹介してまいりますので、ご愛読いただきますようよろしくお願いいたします。

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