土づくり作業のポイント:

粗起こし

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土を柔らかくし、根と空気の通り道をつくる

粗起こしは爪で土を適度にほぐし、土壌に空気の層をつくったり、硬盤破砕により通気性、透水性を改善したりすることができます。これにより作土層を拡大し、根張りを促進します。

土壌への効果

土を膨軟にし、空気の通り道をつくる

爪を土中に差し込み、土中にひびを入れることで適度な土塊にほぐし、空気の通り道をつくります。中深耕で作物の成長しやすい膨軟な作土ができるので、根菜など長尺作物にも最適な環境をつくることができます。

微生物のはたらきで団粒構造をつくる

土壌微生物が活性化されることで団粒構造の形成が促進され、保水性と透水性を併せ持つ土壌をつくることができます。

部分的に土を入れ替え、土をリフレッシュ

粗起こしは天地返しと同様に、下層土を部分的に地表に上げること作土層に新しい土が混ざり、土をリフレッシュする効果があります。

粗起こし作業機の選び方

土をねりすぎず、適度な大きさの土塊とするため土が乾きやすく、乾土効果をより促進することができます。また、ロータリーよりも高速で深く耕うんできるため、高能率な作業が行えます。

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