乾田直播栽培において、土づくりから播種、防除まで様々な作業に役立つ作業機をご紹介します。
心土破砕は、排水性を低下させる耕盤層を破砕し、土壌の通気性と透排水性を改善する作業です。サブソイラなどで心土破砕を行うことで湿害の原因となる土壌中の余剰水を下層へ排出し、根域拡大・病害を抑制する効果があります。また、異常気象による豪雨に対しても、作物への被害を軽減することができます。
下層部に形成される耕盤層(不透水層)に亀裂を入れたり、固結した心土を破砕・膨軟にし、透排水性を向上させます。
有機物を連用することで、養分保持力に優れた腐植の形成につながるなど、地力の維持・回復に大きな役割を果たします。有機物は、土の中の微生物の働きを活発にし、粘土と結びついて、水・養分・酸素を蓄える団粒構造をつくります。
GPSナビキャスタ
適所・適量施肥で生育ムラや肥料コストの課題を解決する可変基肥散布が可能なブロードキャスタです。
ブロードキャスタ
車速や設定散布量に関わらず、均一な散布が可能。最大3200Lの大容量ホッパーで効率作業を実現する大型ブロードキャスタです。
マニアスプレッダ
堆肥を均一に散布します。湿田軟弱地に最適な自走クローラタイプと機動性の高いけん引タイプがあります。
土壌を撹拌・膨軟化させることで、隙間が多くなります。その隙間に通気・浸水することにより団粒構造を形成し、種子や苗の発芽・発根や活着の物理条件を整えるとともに、生長に必要な酸素や窒素を土中に供給します。また、耕土を反転、混層することにより、前作物の残株を埋没させて分解を促進、雑草や病害虫の発生を抑制します。
リバーシブルプラウ
残渣(有機物)を反転させ、地力維持を図ります。雑草の抑制や根の伸長促進、排水性を向上させます。
ブスタブルカルチ
粗耕起の役目もするため、土壌の乾燥を促します。また硬盤層(不透水層)に亀裂を入れ、下層土は膨軟になり、透排水性がより向上します。
ディスクティラー
高速で土壌の表層を砕土・混和。ロータリーの約4倍の作業効率を発揮します。高速で土壌の表層を砕土・混和。ロータリーの約4倍の作業効率を発揮します。
アクティブロータリー
砕土・反転・スキ込みを行います。粘土質などの過酷な条件でも安定した高速作業が可能で作業時間を削減します。
乾田直播栽培では、ほ場の均平化が特に大切です。苗立ち、水管理、雑草対策にとって重要で、ほ場の低い箇所は水深が深くなり苗立ちが低下し、高すぎると土が露出し除草剤の効果が得られません。高低差は10cm以内が推奨されています。
レーザーレベラー(GPSレベラー)
乾田直播では田面の高低の幅は±2.5cm以内が理想。作土深さを均一にし、上層部を均平にして鎮圧、下層部は反転耕で粗砕土します。
代かきハロー
土壌を細かく砕き、均一に平らにすることで、苗立ちが均一になり、成長ムラが少なくなります。
土壌中の不足している栄養素を補い、作物の生育を促進します。適切な施肥を行うことで、作物の収量と品質が向上し、健康な土壌環境を維持することができます。
GPSナビキャスタ
適所・適量施肥で生育ムラや肥料コストの課題を解決する可変基肥散布が可能なブロードキャスタです。
ブロードキャスタ
車速や設定散布量に関わらず、均一な散布が可能。最大3200Lの大容量ホッパーで効率作業を実現する大型ブロードキャスタです。
湛水時に漏水しないようあぜ塗りを行います。一方で特に乾田直播では、播種後しばらくの間は水を張らないため、適切な排水対策がないと水が溜まりやすくなります。
溝掘機
ほ場内に溝を掘り、余剰水を場外へ排出します。プラウタイプはけん引式で速いスピードで明きょをつくることができます。
畦塗機
田んぼの周囲にあぜをつくることで、田んぼから水が漏れるのを防ぎ、水管理を容易にします。
種を播く前に畑の表面を整えます。土壌を細かく砕いて均一にし、表面を平らにすることで、種が均等に分布し適切な深さで播くことができます。また、適度な水分保持と排水性を確保するためにも重要な工程です。
パワーハロー
砕土・鎮圧し、保水性と透水性を両立した理想的な土壌環境がつくれます。
柔らかくなったほ場を締めることで、播種深さがより安定します。
ケンブリッジローラー
播種作業前後の表面鎮圧に最適。土壌を均一に締め固めることで、種子の発芽と苗立ちを促進します。
スマート農機と組み合わせることで、効率的かつ高精度な播種作業が期待できます。
グレンドリル
乾田直播のドリル播種を高精度・高効率に行うことで、従来のロータリーシーダーと比較すると、約3~6倍の作業効率を実現します。
クリーンシーダ
高速作業が可能で省力化に貢献します。水稲乾田直播で欠株の少ない高精度な点播を実現します。
スリップローラーシーダー
鎮圧ローラーへの土の付着が少なく、播種深度が安定。播種跡が鎮圧されるため除草剤効果の向上も期待されます。
搭載型シーダー
AG-PORT付きトラクターに装着することで、車速に連動してより精密な施肥・播種が可能です。
不耕起V溝直播機
作溝部の先端が鋭利で切り込みが良く、深さが均一な播種溝を作溝するため、倒伏、鳥害を抑えます。
直播栽培とスマート農機の組み合わせは、労働力不足の課題に対する強力なソリューションです。播種から施肥、防除まで一連の作業をスマート化・効率化することで、高い生産性を維持できます。また、データに基づく精密農業により、収量の安定化や品質向上も期待できます。
適切な防除方法を用いることで環境への負荷を抑え、持続可能な農業を実現します。また、効果的な防除により手作業での除草や病害虫駆除の手間を減らすことができます。
乗用管理機
作業時に農薬被ばくからオペレータを守るパノラマワイドキャビン仕様。高性能エアコンを装備し、快適に作業が行えます。
ドローン
優れた散布性能を実現する農薬散布用ドローン。重労働の防除作業をサポートします。
マウントスプレーヤ
広範囲にわたって効率的に農薬や肥料を散布することができ、作業時間を短縮し、労力を軽減します。