お客様事例紹介

株式会社只野農園 只野 貴士様〈ロボットトラクターYT5113A〉

株式会社只野農園
代表者

只野 貴士様

  • 地域 : 北海道岩見沢市
  • 掲載年 : 2021年
  • 作物・作業 : 水稲(40ha)/麦(1.6ha)/そば(1.6ha)

トラクターの乗り手がひとりになったことを機に、適期を逃さないようロボトラ®を導入

株式会社只野農園の代表者、只野貴士さんは、北海道岩見沢市でご自身とご両親の3名、そして春と秋の農繁期に2名ずつのパート従業員の方と稲を中心に麦・そばをつくられている。只野さんがロボットトラクター(以下、ロボトラ®)の導入を決められたのは、お父様がご高齢になりトラクターのオペレータが只野さんおひとりになったことで、適期を逃してしまいがちになったからだ。そのためロボトラ®を使って生産性を維持したいと考え、2019年、ヤンマーのロボトラ®YT5113A,YUQW5-R(113馬力・ホイルタイプ)を導入された。

将来の大区画化を見越して、迷わずロボトラ®を導入

只野さんは、ロボトラ®発売直後から導入を決められた。どのような思いで早期導入されたのだろう。
「もともとロボトラ®には興味がありました。ほ場の大区画化が進む中、単純な作業はロボットに任せた方が効率が良いと思っていたので、とにかく早い段階で導入しようと考えていました。なによりひとりで2つの作業ができることがいいですよね。それがロボトラ®の最大の魅力だと思います」。

さすがICT農業の先進地、岩見沢市の農業者だ。スマート農業に対する意識が高い。そんな只野さんは<いわみざわ地域ICT農業利活用研究会>に所属し、役員を務めておられる。

ロボットトラクターの作業を監視しながら、複数の作業を同時に行うことができます。
ロボットトラクターの作業を監視しながら、複数の作業を同時に行うことができます。

今年はロボットモードの出番が少なく、モード切り替えで有人作業に

稲作メインの只野さんがロボトラ®で行う作業は、ロータリーによる耕うん作業やバーチカルハローでの砕土・整地、ストローチョッパーを使った残さ処理などが多いという。具体的にはどのように使っておられるのだろう。
「耕うんで使うことが多いですね。昨年は、有人トラクターで均平作業をしながら、ロボットトラクターモードのロボトラ®で耕うんをしていました。でも今年は作業状況やほ場の立地の都合で同時作業をするタイミングが少なかったので、私がロボトラ®に乗って直線モードで単独作業をすることが多かったですね」。

ロボトラ®は、有人トラクターとロボトラ®にそれぞれ別の作業をさせることで、より大きな省力効果が期待できる。しかしほ場条件はさまざまだ。ほ場の場所や広さ、作業の進捗や作物の生育状況にあわせて、ベストな使い分けができるよう、ロボトラ®には無人のロボットトラクターモード、有人の直進モード・枕地直進モードなどがあり、只野さんは作業状況に合わせて使い分けておられる。

続いて、労力軽減の印象をうかがうと、「やっぱり楽ですね。今までのトラクター作業と比べたら、半分ぐらいの労力で作業ができる感じです。ほ場が大きくなるほど自動走行が多いので体が楽です。あと、これまでは作業機の状態を振り返って確認しながら作業していたので結構疲れていたんですが、ロボトラ®だと走行は機械に任せて、作業機や作業状況の確認に集中できるのが良いですね」。

あぜ際の1~3周※1を除き、ほ場の9割※2を自動で作業。あぜ際も枕地直進モードを使用すれば、省力化に大きく貢献します。 ※1:ほ場の条件により異なります ※2:ヤンマー調べ。ほ場面積0.92ha(122×76m)ロータリー2.4m
あぜ際の1~3周※1を除き、ほ場の9割※2を自動で作業。あぜ際も枕地直進モードを使用すれば、省力化に大きく貢献します。 ※1:ほ場の条件により異なります ※2:ヤンマー調べ。ほ場面積0.92ha(122×76m)ロータリー2.4m

多角形ほ場にも対応する枕地直進モードが便利

ロボトラ®のバージョンアップで、お気に入りの機能をうかがってみた。「枕地直進モードが良いですね!外周の辺が変わるたびに、自動運転であぜに合わせてくれるのが良い。どんな多角形ほ場でも対応してくれるので便利ですね。最後の外周回りも、この機能に切り替えると、旋回以外は手放しできて楽なので重宝しています」。

枕地直進モードとは、最初にロボトラ®で外周を回って基準線(枕地)を登録すると、あとはその線と並行して、枕地を自動直進してくれるという機能だ。只野さんのようなプロ農家に評価いただけるのはうれしい限りだ。

メリットについては、「正確性というか、作業の精度が高いということですね。他のメーカーの自動操舵システムも使っていましたけど、ロボトラ®のほうがより正確に感じますね。以前までは、補正情報が途切れる症状がたまにあったんですが、多周波に改装してからはほとんどなくなりました。測位するのも早くなりましたね」と、満足そうに語ってくださった。

今後の区画整備も考えつつ、複合化を進めたい

ロボトラ®の魅力を最大限に生かすには、ほ場の大区画化は重要だ。それもあって只野さんは地域の基盤整備グループの役員もされている。「これからはICT農業だけでなく、<区画整理+ICT農業>でないと地域農業を守れないと考えています。小さいほ場でも十分な効果がありますが、大区画のほうが、ロボトラ®のスケールメリットが大きくなりますから」と、語る只野さん。

最後に今後のビジョンをうかがった。「すぐには難しいですが、将来的には規模拡大も考えています。今は水稲メインですが、これからは野菜や転作なども取り入れていこうかと思っています」と、前向きな思いをおうかがいできた。今後も区画整備にも力を入れつつ、ぜひとも複合化を取り入れていただき、只野さんの営農にロボトラ®もさまざまなかたちで貢献させていただきたい。

お客様使用製品・サービス情報

トラクターに乗り込まなくても自動で作業ができる。

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